人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」(あつ森)で再現されたスポーツエンタテインメント番組「SASUKE」のステージが細部まで非常によくできています。あまりの出来に、「SASUKE」4人目の“完全制覇者”であるサスケ君こと森本裕介さんも反応しています。
TBSで不定期に放送されている「SASUKE」は、4つのステージに分かれた障害物を身体一つでクリアしていく巨大なアスレチックフィールド。1997年の放送開始から現在に至るまで、完全制覇をしたのは4人(5回)と、非常に難易度が高く、これまで数々の名ドラマを生んできました。
そんな「SASUKE」をあつ森で完全再現することに挑んだのは、後藤祐輔(ごとうゆうすけ)@go_to_sasukeさん。4月17日にソフトを購入後、ゴールデンウイークを含めて土日祝日は1日10時間程度、平日も1〜2時間程度費やし150時間で完成させました。
第1ステージでは、「スタートの後ろに流れる滝」が再現されているほか、4つある足場を飛び移りながら進む最初の難関「クワッドステップス」を島クリエイターで再現。電動で回転するポールを避けながら、飛び石状に配置された足場を越えていく「フィッシュボーン」を風力発電機の家具で再現しつつ、トランポリンを使って大きく跳躍してからバーを握ってパイプを滑走する「ドラゴングライダー」、1stステージ制覇者だけが見渡すことのできる頂上の景色も見事に再現しています。
特筆すべきはフィールド外に設置されたパイプ椅子やストーブ。同番組では、選手が待機できる椅子やストーブが写っていることも多く、細部に至るまで再現されていることが伝わってきます。
まだ2ndステージでは、壁に両手両足をついて進む「スパイダーウォーク」、逆流の中を泳いで進む「バックストリーム」、体がぬれた状態で手足を床につけて逆走する「リバースコンベアー」、30キロ・40キロ・50キロと3枚の壁を持ち上げて潜り抜けていく「ウォールリフティング」を崖工事と河川工事を使って見事に仕上げています。
あまりの完成度に「SASUKE」の4人目の完全制覇者であるサスケ君こと森本裕介さんも、Twitter上で「SASUKE仲間みんなで住み込んで合トレしたい(笑)」と反応。ねとらぼ編集部の取材に対して後藤さんは「SASUKEのチャンピオンに反応してもらえたのは光栄でした。森本さんにリツイートしてもらったことで、より多くの人に僕の投稿を見てもらえたので感謝しています」とコメントしてくれました。
なお後藤さんは、2012年から10大会連続で応募していますが選考の壁が厚く、出場経験はないものの“完全制覇”を目指して日々トレーニング中。あつ森で「SASUKE」のステージを再現しようと思ったのは、「島クリエイターと照明系の家具とマイデザインを組み合わせれば大好きなSASUKEをいい感じに再現できそうだと思ったから」とのことですが、いつか、本家「SASUKE」の舞台でも活躍してほしいですね。
画像提供:後藤祐輔(ごとうゆうすけ)@go_to_sasukeさん
(Kikka)
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