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スマートフォン関連ハードメーカーのAnkerが、Amazon.co.jpで販売中の自社製品に対し、第三者によるカスタマーレビューの不当な操作が行われていたとして、声明を発しました。
同社によると、不当なレビュー操作を受けたのは、2月に発売した会議用Bluetoothスピーカーフォン「Anker PowerConf」。3月27日から28日という短期間に、★1の評価が通常時の20倍以上にも及ぶ割合で集中的に投稿されていたといいます。
当該レビューには調査の上で厳正に対処したものの、4月上旬にはまた同様の事象が発生。別名アカウントによる同一文言のレビューも再掲されたそうです。
当該行為について、Ankerは「当該製品の信用と販売機会の損失を図ろうとする方法で、いずれもお客様の選択を故意にゆがめ、不利益を招くもの」とし、悪質性があるとコメント。Amazonコミュニティの公平性が保たれ、消費者が安心して利用できるよう、コミュニティの悪用や不正行為の撲滅へ全面的に協力すると述べています。
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