Amazonレビューで低評価を付けたら情報開示請求された? → 著者がブログで反論「(開示請求をしたのは)事実です」
「事実と異なるネガティブな書き込み」「無視できないリスク」だったと説明。
2ちゃんねるやまとめサイトなどを中心に、「Amazonレビューで低評価を付けたところ、発信者情報の開示を請求された」という書き込みが広がっており、著者の1人である片山晃さんがブログでこれに反論しています。
問題となっているのは、5月に発売された「勝つ投資 負けない投資」という書籍のレビュー。6月13日の夜ごろ、「この本のレビューを書いたらAmazonから個人情報開示請求のメールが届いた」という人が2ちゃんねるに現れると、「こんなんで開示って」「言論弾圧かよ」など、片山氏やAmazonに対する批判が次々と書き込まれました(あくまで請求の段階で、まだ実際に開示が行われたわけではありません)。批判はすぐにAmazonのレビュー欄にも飛び火し、現在は「星ひとつつけたら開示請求とか、賠償責任とかされるらしい」「批判されるのが嫌なら出版しなきゃいいのに」といったレビューも投稿され、ちょっとした炎上状態となっています。
こうした動きを受け、片山さんはブログで「私が自著のレビューについてAmazonに開示請求を行ったことが話題になっていますが、これは事実です」と説明。しかし、単に批判的な低評価を付けられたから開示を請求したわけではなく、あくまで「本の内容とは無関係かつ、事実と異なる情報」を書き込み、「今後の活動に悪影響を与える可能性がある」と判断した2件についてのみ開示請求を行ったとしています。
2ちゃんねるの一部スレッドでは以前から、片山さんに対する根拠のない批判が繰り返し書き込まれており、片山さんによると「まるでそれが事実であるかのようなコンセンサスが作られ」ていたそう。今回問題になったレビューにも、こうした根拠のない批判や言説が含まれていたため、やむを得ずこのような措置をとったとのことです。
片山さんは今回の対応について「事実と異なるネガティブな書き込みをし、私が不正を働く投資家であるとも取れるような印象を与えることが正当なレビューとは到底思えませんし、これを放置することはこれから生涯をかけて投資家として活動していこうとしている私にとって無視できないリスクです」と説明。一方で、本に対するきちんとしたレビューを書いてくれた人に対しては、「それがどのような内容でも感謝しています」と、批判的なものであっても受け入れる覚悟があるとコメントしています。
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