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【8年前の今頃は?】消費者庁、「コンプガチャは違法」と判断 ソシャゲ業界にコンプガチャショック広がる

数年前の今日はどんな記事があった?

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 気になるインターネットの話題を中心に扱うメディア「ねとらぼ」は2021年4月で10周年。それを記念して、数年前の同じ日に掲載されたニュースから、懐かしのトピックスを振り返ります。


 8年前の2012年5月18日、消費者庁が「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」を違法とする見解を示しました(関連記事)。


「アイドルマスター シンデレラガールズ」(左)と「探検ドリランド」(右)で行われていたコンプガチャ


 「コンプガチャ」とは、ガチャから入手できる数種類のアイテムやキャラクターを全てそろえる(コンプリートする)ことで、さらに上位の景品が手に入るシステム。当時のソーシャルゲーム業界ではごく当たり前に用いられていた手法で、イベントの「目玉」として扱われることも珍しくありませんでした。

 そうした中、12年5月の読売新聞で「コンプガチャは違法である可能性」が報じられ、業界に波紋が広がります。景品表示法で禁止される「絵合わせ(特定の絵柄を数種類そろえることで景品がもらえる仕組み)」に該当する可能性を消費者庁が示したのです。

 5月18日、消費者庁はコンプガチャを違法とする見解を正式に発表。日本オンラインゲーム協会(JOGA)はガチャについての新たなガイドラインを策定し、コンプガチャ以外にもユーザーの射幸心を過度に煽る手法を自粛する方針を決定しました。(関連記事)。



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