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富士通は5月19日、親指シフトキーボードと関連商品を販売終了すると発表しました。
親指シフトは同社が考案した、日本語の効率的な入力を追求したキー配列規格。同社は1980年5月のワープロ「OASYS100」発表以来、親指シフトキーボードとワープロ、入力ソフトを提供してきましたが、「JIS配列キーボードがデファクトスタンダードとなり、親指シフトの機能優位性を十分に訴求できない状況」が続いていたと説明。事業継続のために業務効率化や値上げなどの施策を講じてきたものの、やむなく販売・サポートの終了を決定したと述べています。
親指シフトキーボードは2021年5月に販売終了となり、2026年6月にサポートが終了。その他、企業向けノートPCのカスタムメイドオプションであるLIFEBOOK親指シフトキーボードモデルや、入力ソフトのOASYS V10.0、Japanist 10も販売終了となります(詳しい終了時期はWebサイトで確認できます)。
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