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これじゃ実験中止できねえ! エヴァの緊急停止スイッチを自作 → めちゃくちゃカバーを割りづらいことが判明

さまざまな学びのある挑戦。

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 「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する、零号機の緊急停止スイッチを自作する挑戦に、多くの声援が寄せられています。さあ、カバーを割ってレバーを引けるか……?


あのスイッチ 第伍話の起動実験シーンをイメージ

あのスイッチ カバーをバンッ!

あのスイッチ あっレバーまでいっちゃった……!

 挑戦者はTwitterユーザーのゆうし(@Yushi_hydrogen)さん。テレビ版第伍話冒頭に登場するスイッチを模造し、リツコが零号機の暴走を止めるシーンの再現を試みました。

 結果はというと、ポリスチレン製のカバーは突き破れたものの、勢い余って樹脂製のレバーまで壊してしまう事態に。仮にレバーが無事だとしても、スイッチ内に入り込んだカバーの破片がじゃまで、うまく引けそうにありません。原作では、カバーの破片は外側に飛び散っていたけれど……?


あのスイッチ 破片がじゃまだし危ない

 それでもゆうしさんは、この失敗をもとに原作におけるスイッチの仕様を考察。「スイッチ内の気圧が高いから破片が外に飛び散り、レバーを握るときにケガをしない」「レバーを引く方式は誤作動を起こしにくい」「引くとレバーが目立つ位置に来るので使用したことが分かりやすい」など、そのメリットを推察しています。


 なお、ゆうしさんは並行して、カバーの素材を変えた実験を行っています。しかし、アクリル板は強度が高すぎて割れず割れやすいよう切れ目を入れても同じ結果に氷の板で試したケースはきれいにできましたが、根本的な問題として、氷は溶けるという……。


あのスイッチ アクリル編。めっちゃ痛そう

あのスイッチ 切れ目をより細かくすれば割れそうですが、見栄えが悪くアニメの再現性も薄れるので悩ましい


あのスイッチ 氷ならいい感じだけど、溶けるからなあ……

 ツイートは「これではエヴァが止まらない」「アニメの場合、実はリツコさんの腕力が強いのかもしれない」などと笑いを呼びました。その一方で、うまくいく方法を考える人も多く、「レバーの強度を高めてみては」「スタント用の『アメガラス』ならきれいに割れるかも」といった提案も寄せられています。

 反響を受けて、ゆうしさんはレバーを強化するなど、なおも挑戦を継続。アメ細工によるカバー製作にも取り組んでいます。


動画提供:ゆうし(@Yushi_hydrogen)さん



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