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米国を拠点とするアーティストのマイケル・パパダキスさんが太陽光の熱で木板の表面を焦がして描くサンライト・アートが注目を集めています。
マイケルさんはレンズや鏡を使って太陽の光を集熱させ、その熱で木版の表面を焦がして絵を描きます。1つの作品を仕上げるのにとても根気のいる作業のようです。2人の子どもが描かれている作品は、焦げによる濃淡によって絵に深みが増し、子ども達の笑顔がイキイキとして見えます。
マイケルさんは時々屋外のイベントでパフォーマンスとして大勢の目の前でサンライト・アートを手がけることも。巧みにレンズを操りながら鮮やかに描くアートに魅了される人も大勢いるようで、お店の看板制作などの依頼などもあるようです。
マイケルさんがキャンバスとしているのは何も木板だけではありません。黒曜石などの石の表面を太陽光の集熱で溶かして文字を刻んだり、黒曜石を溶かしてペンダントヘッドを作ったりなど、他の人が思いつかないような作品を手がけているのです。
サンライト・アートは簡単に見えるようですが、高熱を扱うため基本的な知識がないままマネすることは危険だとマイケルさんは注意しています。彼は強い紫外線から身を守る保護服とサングラスを着用し、いつも消火器を携帯しているとのことです。
画像提供:マイケル・パパダキスさん(公式サイト)
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