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蚊が活発に活動するシーズンがやってきました。気温の上昇とともに必須なのが、フィラリア症対策です。
「動物病院でポスターを見たことがある」「犬の病気でしょ?」と思った飼い主さんもいるかもしれませんが、実はネコちゃんに感染する可能性も十分あります。
猫のフィラリア症ってどんな病気?
フィラリアの幼虫を吸血した蚊にネコちゃんが刺されると、肺や心臓に寄生し、食欲減退、呼吸困難、嘔吐といった、さまざまな症状が現れます。これが「フィラリア症」で、重度の場合は命に関わることもある、実はとても怖い病気なんです。
室内飼いの猫も蚊に刺されるの?
ネコちゃんは、蚊に刺されても、私たちのように「かゆい」と訴えることができませんし、そもそもいつ刺されるかも分かりません。部屋の中に蚊がいないように見えても、ドアや窓を開けた隙に入り込んでいる可能性もあります。「うちの子は外には出さないようにしているから大丈夫」とはいえないのです。
しっかり予防して楽しいネコライフを!
月に一度、予防薬を投与することできちんと防げる病気ですが、残念ながら、猫のフィラリア症対策は認知度が高いとはいえないのが現状です。「フィラリア症にかかった猫は見たことがない」と油断せず、動物病院に相談し、蚊のいる期間は忘れずに予防薬を投与するようにしましょう。ネコちゃんとのかけがえのない時間を健やかに楽しくお過ごしくださいね。
© stepdays Inc.