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フランス「FAUCHON Paris」が破産手続き 日本事業は「今後も運営を継続」(1/2 ページ)

黄色いベスト運動と新型コロナの影響が深刻だったといいます。

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 フランスの食品ブランド「FAUCHON Paris」が6月23日(現地時間)、再建型破産手続きを商事裁判所に申請しました。報道を受けて、FAUCHON JapanのTwitterアカウントが国内事業の今後について投稿しています。

FAUCHON
紅茶などで知られるブランド「FAUCHON」(画像は公式Webサイトから)

 FAUCHON(フォション)は1886年創業。パリのマドレーヌ広場からスタートし、現在は世界に73の店舗とレストランを展開。紅茶やマカロン、チョコレート、デリカテッセンなどが有名です。日本には1972年に上陸。紅茶の茶葉やリキュールなどのブランドとして知られており、国内で30店舗を展開しています。

 AFPの報道によると、2018年から断続的に起こっているフランス政府への抗議活動「黄色いベスト運動」とCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で売上高が大幅に減少し、パリの実店舗の運営持続が難しくなっていたといいます。

 報道を受けて、日本のFAUCHONファンから国内の事業展開を案じる声が上がっていましたが、FAUCHON JapanのTwitterアカウントが6月24日22時にコメント。FAUCHON Parisのパリ・マドレーヌの2店舗のうち1店舗を閉店すること、世界中で展開しているFAUCHON店舗は今後も運営を継続することを明かしました。「日本国内におきましても同様に、今まで通り皆様にFAUCHONの『美食』をお届けする所存です」としています。

 新規開業を予定している京都の「フォション ホテル」も2020年末にオープンするとのこと。一連の投稿に、ブランドのファンからの「安心しました」「頑張ってください」といった声が寄せられています。

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