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10億円を超える!? 世界に2台しかないフォード「GT40」プロトタイプが海外オークションに登場(1/2 ページ)

かつては「GT40」の生みの親であるキャロル・シェルビーが所有者でした。

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 フォード「GT40」のプロトタイプである「GT/109」が、オークションサイト「Mecum」に出品されました。あのGT40のロードスターモデルという超貴重車です……!

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GT40のプロトタイプ「GT/109」(画像はMecumより、以下同)

 フォードGT40はル・マン24時間レースで優勝するため、フォードが威信をかけて製造したレーシングカー。それまで王者として君臨していたフェラーリを下し、ル・マン4連覇を成し遂げた、伝説的なクルマとなっています。

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GT/109は実際にル・マンにも出場しています

 オークションに出品される「GT/109」は、1965年に製造されたモデルであり、同年のル・マンにも出場。その後、GT40改良のための実験車両として使われました。歴代の所有者の中には、GT40の生みの親であるキャロル・シェルビーもいるそうです。

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GT/109の運転席

 GT/109は、2019年にもオークションに出品(関連記事)されましたが、その際は落札には至らず。とはいえ、現存しているGT40のロードスターモデルはすでに2台しかなく、GT40の中でも特に貴重な車両ということで、落札金額は750万ドル(約8億円)から1000万ドル(約10億円)と予想されています。

2019年に「GT/109」が出品した時のPV

 いったいどれほどの大金で落札されるのか。注目のオークションは2020年7月10日から18日にかけて行われます。



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