「太ってるんだから運動しなきゃダメよ～」　猫に放った言葉に傷つく飼い主の漫画に深く共感

……よし、頑張ろう！（明日から）

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　太った猫に放った言葉がそのまま自分に返ってきた飼い主を描いた漫画が、身につまされます。描いたのは男子2人を育てる漫画家・うえだしろこ（@shiroko_u）さん。

　2020年3月にエキゾチックショートヘアの「ムサシ」くんをお迎えしたしろこさん一家。長男・桃ちゃん、次男・金ちゃん含め、家族みんなでかわいがっています。

　ムサシくんは歩くのもゆっくり、遊びに誘っても乗り気じゃない、さらに1日22時間ほど眠るという、スーパーのんびり屋さん。食事は月齢に合わせた量をあげていたのですが、なにせ動かないので太ってしまいました。

食事は月齢に応じてあげていましたが

動かないので太ってしまった

　そんなムサシくんがまた寝ようとしている姿を見たしろこさんは、遊んで体を動かそうと「太ってるんだから運動しなきゃダメよ～」と声をかけます。しかし、その瞬間！

また寝ようとしているムサシくんを見て

遊びに誘うしろこさんでしたが

　まるでムサシくんの体が鏡になったかのように、その言葉が全部しろこさんに反射！　「太ってるんだから～」「運動～」「しなきゃダメよ～」の言葉が、エコーのように響きます。

鏡に反射するように

そのまま返ってきた自分の言葉

　自粛生活で太ってしまったことを自覚しているしろこさんは、「その言葉、そっくりそのままかえすにゃん！」とムサシくんに言われてしまったような気がしたのです。返ってきた自分の言葉に「わかってる……、わかってるってば……！」とちょっぴり切なさを感じるしろこさんでした。

　きっとムサシくんから返ってきた言葉が胸に刺さる人も多くいるであろうこのご時勢……共感が深すぎて、しろこさんと同じ表情になってしまうことでしょう……（筆者もその1人）。

　ムサシくんがおうちに来たばかりの頃、次男の金ちゃんは「かわいいけど、近寄るのは怖い」と打ち解けるのに2、3日かかったそうです。しろこさんが夜、歯磨きするよ～と声をかけても、ママの膝であお向けになって無防備になるスタイルに、「無理！」の一言。ムサシくんをとにかく警戒していました。

　しかし今では、ムサシくんが元気がないときにお気に入りのおもちゃをそばに置いてあげるなど、良いお兄ちゃんっぷりを見せているそうですよ。

絶賛警戒中だった最初の金ちゃん

　うえだしろこ（@shiroko_u）さんのInstagramには、息子さんたちのかわいくて愉快な日常を描いた育児漫画もたくさん投稿されています。珍行動を繰り広げる男子の世界をたっぷりと堪能できますよ。