香港のスター、ジャッキー・チェンがエリザベス女王と対面した際の爆笑エピソードをトーク番組で告白。7月4日、BBCのトーク番組「The Graham Norton Show」がジャッキー出演回をYouTubeに公開し、あらためて話題となっています。
今回再ヒットしているのはジャッキーが2008年のテレビ出演で語った、かつてエリザベス女王が香港を訪れた際に面会したときのエピソード。「当時は英語がいまほどできなくて」大変緊張していたジャッキーは、直前まで「Your Royal Highness(殿下)」と声をかけるべく練習していたといいます。ところがいざ女王を前にすると度忘れしてしまい、もごもごそれっぽくつぶやきお辞儀をしてごまかしたことをユーモラスに語りました。ちなみにエリザベス女王に対してはYour Majesty=陛下と呼びかけるのが正解。
さらにそれまでほとんど一言しか相手に話し掛けなかった女王陛下が、二言、三言と話しかけてきたことでジャッキーはパニックに。「頭が空っぽになった。何を言われているかわからないんだ」と焦る当時の心境を語りました。もちろん女王が自分に興味を持ってくれたことは「とてもありがたいことだった」と敬意を示しながらも、「これ以上話し掛けないで、どう返事したらいいかわからない!」とすっかりテンパッてしまい「早く立ち去ってくれ、放っておいて」という気持ちでいっぱいだったと明かしました。映画スターも人の子なんやで……。
同じトークショーで「どうしてアメリカやイギリスのファンは自分を見ると、カンフーの動きまじりで“ジャッキー・チェンだ!”と騒ぐのか」と不思議がっていたジャッキー。そのため番組ホストに「女王もカンフーやったの?」とネタにされましたが、そこは上品にごあいさつをされたそうです。ファンはこの動画に「ウケる」「ジャッキーと女王陛下って最強のコンビ」「立ち去ってって声に出てなきゃいいけど(笑)」などのコメントを寄せています。
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白寿を迎えられました。