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資生堂は、化粧品会社ならではの「手荒れに配慮した処方」の手指消毒用アルコール(指定医薬部外品)を8月上旬から一般発売すると発表しました。
「新型コロナウイルス感染拡大の抑制に関して、当社にできるあらゆる可能性を考え、即実行していきたい」との方針を掲げる資生堂は、化粧品会社としての知見・技術・設備を生かし、これまでにもさまざまな対応を検討・実行してきたとのこと。
今回一般販売されるのは4月から医療機関向けに提供してきた手指消毒液(指定医薬部外品)で、まずは東京都の化粧品専門店、ドラッグストア、総合スーパー、ホームセンター、スーパーマーケットから展開を開始し、市場の環境を鑑みて販売エリアを拡大する予定です。
商品は、「手指消毒用エタノール液(指定医薬部外品)」と「手指消毒用エタノール液(つけかえ用)(指定医薬部外品)」の2種類で、容量は500ミリリットル(価格は未定)。すぐに乾く速乾性手指消毒剤で、サラッとした液体のタイプになっています。
7月13日14時45分追記
資生堂に問い合わせたところ、8月から一般販売される商品は、4月から医療機関向けに提供されていたものからパッケージデザインが変更されているとのこと(中身のアルコールは同じものを採用)。「手指消毒用エタノール液(指定医薬部外品)」にはポンプが付属しており、使いやすくなっているそうです。
(Kikka)
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