最大15日の入園が実質無料? TDRが年間パスポート所持者向けの抽選入園策を発表
年間パスポートを持っていれば、有効期限の延長、払い戻しの有無に関わらず抽選に参加できます。
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、7月20日に年間パスポート所持者向けの新たな入園案内を発表しました。8月7日から年パス所持者限定で抽選での入園枠が設けられるというもので、抽選は10月分まで1カ月ごとに1回実施されます。
東京ディズニーリゾートは、7月1日より日付指定券を持っている人に限定して入園を再開。年パスは有効期限内であっても入園の対象外となっており、今回発表された抽選入園のほか、「有効期限延長」「返金対応」「グッズのオンライン販売」などの対応がアナウンスされていたものの、詳細は発表されていませんでした。
新たに発表された年パスの抽選入園は、1カ月に1回、各日14時から入園できるチケットを最大5日分まで申し込みできるというものです。5日分の抽選については、5日全て当選する場合もあれば、逆に1日も当たらない可能性もあるとのこと。同行者については、同じく年パスを所持している人であれば4人まで登録が可能となっています。
注目すべきは、この抽選に参加しても、10月以降に予定されている「期限延長」や「返金」の対応を利用できるという点。つまり、抽選に当選すれば実質的に無料でパークに入園できるのです。
現在販売中の14時からの入園時間指定パスポートは6300円(大人)となっているため、仮に15日分が全て当選すれば1人あたり9万5400円が無料になるといえます。
有効期限の延長、払い戻しは、2020年10月をめどにアナウンスされるということで、今回の抽選入園については、パークの再開を待ちわびていたにも関わらず、入園の対象外となった年パス所持者向けのサービス的措置であるということができそうです。
この対応について、Twitterでは「年パスは常日ごろから実質無料って言われてるが マジで実質無料になるとは思わんかった」「太っ腹すぎる…」と驚きながらも喜ぶ声が上がっている一方、「当選しても14時以降に入園という時点で終わってる」という批判的な声もみられます。
第1回となる8月6日から31日の入園分の抽選は、7月21日から26日まで受付中です。
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