ロックバンド「ヤバイTシャツ屋さん」が新アルバム「You need the Tank-top」の予約開始に合わせて、24時間以内に予約した全員にメンバー3人の“直筆サイン”が入ったアナザージャケットをプレゼントするという前代未聞の特典を発表しました。腕ぶっ壊れるぞ！
7月29日にYouTubeで無料配信ライブを開催したヤバTは、ライブ途中で新アルバムのリリースと利き腕を代償とする“ヤバい特典”を発表。ボーカル・こやまたくやさんは約6万人の視聴者に向けて、「もし6万枚予約が来たら、僕らサイン6万枚書きます」と平然とした顔で言ってのけ、「めちゃくちゃサイン書くんで、僕らのサインのレア感がなくなりますんで、サインの価値ゼロになりますんで」「転売とかする必要ないくらい書くんで」など“サイン経済”の需要と供給を自分たちの腕とともにぶち壊すことを宣言しました。カラダもってくれよ!!
今回の特典は、「ヤバTの全部をちゃんと届けられるのがCDやと思ってるから、どうしてもCDを買ってほしくて」と配信やサブスクリプションではなくCDそのものを購入してほしいという強い思いから生まれたとのこと。ライブ途中の22時から各種サイトの予約が始まっており、7月30日22時までに特設ページから予約した人全員がプレゼント対象となります。
ライブ終了後には公式Twitterでも、「もし仮に10万枚予約が来たら、10万枚サインを書きます」と断固たる決意のツイート。ファンからは、「最高やん…何万枚もサイン書くってどういうこと…一生追いかけるよ…」「メンバー腱鞘炎にならないか、ガチで心配になるレベル」「腕ぶっこわれる変わりにオリコン確定だ」「サインを書きまくることで転売屋を撲滅するヤバTの戦略」など体を張りすぎた特典に大きな反響が寄せられています。
このちょっとしたお祭り騒ぎに、ビジュアル系エアーバンド「ゴールデンボンバー」の鬼龍院翔さんもTwitter上で反応。普段から今回のヤバTに負けない奇想天外な発想でファンを喜ばせている鬼龍院さんですが、「直筆ww!? マジか！ ヤバTさんの指が無事でありますように…（と言いつつリツイートする 笑）」「楽器を演奏する人は指はとても大事なのでウチならともかくしっかり演奏しているヤバTさんがこんなワイルドなことをするなんてガッツありすぎだわ」などさすがに度肝を抜かれたようでした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
バンド「ヤバT」の転売チケットへの注意喚起が斬新 「1万円クオリティのワンマンできひんからやめて！」
大阪の3ピースバンド「ヤバイTシャツ屋さん」が、自虐とユーモアたっぷりのチケット転売注意喚起をツイート。
「ハードルが上がりすぎた」 バンド「ヤバイTシャツ屋さん」初めてTシャツ発売 なんだこのカオスなデザイン！
ある意味、期待通り。
「ノイローゼコンテンツだろ」 金爆・鬼龍院翔、24時間ひたすら時刻を伝える生配信が正常に狂ってる
本当に正気なんですか……？
ゴールデンボンバー、新曲MVで完全に本人たちが消え去る 「いらすとやって万能だなあ」
いらすとやのご厚意で。
「ゴールデンボンバー」鬼龍院翔、楽曲＆歌詞の無断使用を容認へ 「何にだって大いに使って頂きたい」
権利まで自由なのかよ！
鬼龍院翔、“10時間羊を数え続ける”動画を公開 狂気の発想に「シュール」「その努力が涙ぐましい」
狂ってやがる（褒め言葉）。