「空白の2カ月をどう取り返したらいいんだろう」 今泉佑唯が語るコロナ禍での女優活動と欅坂46への感謝(1/3 ページ)
【サイン入りチェキプレゼントキャンペーン実施中!】中止を余儀なくされた主演舞台の裏側や、欅坂46から卒業した理由、SNSとの付き合い方などを聞きました。
StayHome期間中は漠然と「空白の2カ月をどうやって取り返したらいいんだろう」と考える日々が続きました――。アイドルから演技派女優への転身で注目を集める今泉佑唯さんをインタビュー。コロナ禍で突如中止を余儀なくされた主演舞台の裏側や、欅坂46から卒業した理由、SNSとの付き合い方などを聞きました。
今泉佑唯さんは神奈川県出身の21歳。16歳で欅坂46の1期生オーディションに合格後、2018年にはソロ写真集『誰も知らない私』(主婦と生活社)を発売し、明るく元気な姿だけでなく、大人な表情も見せて話題になりました。
同年11月に欅坂46を卒業した後は、2019年にエイベックス・アスナロ・カンパニーに所属して、舞台「熱海殺人事件 LAST GENERATION 46」に出演。2020年は下着ブランド「GiRLS by PEACH JOHN」のアンバサダーや「auじぶん銀行」の初代イメージキャラクターに就任したほか、金曜ナイトドラマ「真夏の少年〜19452020」(テレビ朝日系列)に出演中。マルチな活躍を見せる新進気鋭の若手女優です。
今泉佑唯がアイドルから女優への転身を決めた理由
――欅坂46の卒業からもうすぐ2年がたちます。アイドルから女優へ、転身を決めた理由を教えてください。
今泉:18歳ごろから「あれやりたいな」「これやりたいな」という将来への思いが明確に出始めて、いろいろと考える中で「お芝居をやりたい」という思いが特に強くなっていきました。当時はグループの活動を行いながら、個人でお芝居のお仕事をさせていただく――というのは難しいと感じていましたし、自分としても「どちらかが中途半端になってしまうのではないか」と思ったので、グループに迷惑を掛けたくないと欅坂46からの卒業を決めました。
――欅坂46のメンバーとして活動してきたことについて、今どう思いますか。
今泉:欅坂46での活動がなかったら、今の私はないと思っています。これまで何も恩返ししてこられなかったので、今後はグループに携わってくださったスタッフさん、メンバー、ファンの皆さんに、恩返しができるようなお仕事をしていけたらうれしいです。「応援しててよかったな」と思ってもらえるような人になれるように、これからも頑張ります。
「空白の2カ月をどうやって取り返したらいいんだろう」――コロナ禍での女優生活
――先日、車の免許が欲しいとツイートされていましたね。どんな車を運転したいですか。
今泉:黒色のアルファード運転したいです。
――アルファード! 大きい車ですが、免許が取れたらどこに行きたいですか。
今泉:父親が運転していたのでその印象がすごく強くて、「私が運転できたらすごくかっこいいんじゃん?」と思っています(笑)。あとオープンカーにも憧れがあります。
私は温泉が大好きで、箱根と熱海は特に好きなので、新型コロナウイルス感染症が落ち着いたら、自分で運転して行ってみたいなと思います。
――COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で、“新しい生活様式”がスタンダードになりました。今泉さんもそうした変化を肌で感じましたか。
今泉:今年主演させていただいた舞台「あずみ〜戦国編〜」は初日をはじめ、いくつかの公演が中止になるなど大きな影響を受けました。
準備の段階で「もしかしたら上演できないかもしれない」というお話を聞いていたので、覚悟はしていたものの、やっぱり初めて主演をさせていただくということもあり、「何とか1公演でもできたら良いな」と複雑な心境でおけいこに励んでいました。
結果的には20公演の内、9公演を上演させていただくことができ、ギリギリの状態ではありましたが、皆さんに作品をお届けすることができたのは奇跡だったなと思います。
――StayHomeの期間中はどのように過ごされていましたか。
今泉:StayHome期間中はスケジュールが全てがお休みとなり、漠然と「空いてしまったこの1、2カ月をどうやって取り返したらいいんだろう」と考える日々が続きました。すごく現実を見た1カ月だったと思います。
一方自宅で過ごす日々の中では筋トレにすごくハマり、「くびれを作るにはどうしたら良いんだろう?」と自己流の新しいトレーニングを開発したりもしていました。
寝っ転がってから足でバランスボールを挟んで、90度まで持ち上げ、上半身を色んな方向にねじるんです(やって見せる今泉さん)。そうしたら2〜3センチ細くなりました(笑)。
――すごい効果ですね! StayHomeの期間中、体重が増えてしまったという方も多いと思います。ぜひトレーニングのコツや心掛けがあれば教えてください。
今泉:私自身ボディーメイクに関しては、成功して失敗してを30回ぐらい繰り返してきているんですが、我慢するのは良くないと分かりました。1年ぐらい前から体重を戻すのが難しい年齢に入って来たので、自分の中での許容範囲を作り、基本的には「許容範囲を超えなければ自分を許してあげよう」という考え方に変わってきました。
――自分を追い込み過ぎるのは良くないということですね。
今泉:そうです。週7でジムに通っていた時期もあるんですが、お仕事が入ったり、忙しくなってきたりでジムに行かなくなると、体重の戻り方が半端なくて(笑)。だから今は激しい食事制限を控えつつ、ジムは週に2〜3回。たまにエステへ通って気分転換しています。
――ほかにもStayHome期間でハマったことはありましたか。
今泉:ドラマと映画をよく観ていました。印象に残っているのは木村拓哉さんと明石家さんまさんがW主演された「空から降る一億の星」(フジテレビ系列)で、私が4歳のころの作品なのですが、父親に勧められたのでDVDを買って観ました。今は藤原紀香さん、草なぎ剛さんがW主演された「スタアの恋」を観ています。
(※)草なぎ剛さんのなぎは正しくは弓へん。
――StayHomeが明けた後、徐々にさまざまなことが再開されていますが、お仕事でも変化を感じることはありますか。
今泉:(感染拡大を防ぐため)私のマネージャーさんが現場に来られないということもありますし、スタッフさんの数が以前から比べるとかなり減りました。
私も最近ようやく慣れ始めたところですが、現場では消毒はもちろんのこと、フェイスシールドを必ずつけなくてはいけないということで、どの現場も本当に以前とは全く違うスタイルになっています。そうしたことに最初は戸惑いがあって、慣れるまでは大変でした。
ファンには気軽にリプ返し、今泉佑唯が語るSNSとの付き合い方
――今泉さんはTwitterもファンにリプライを返したり、Instagramにも積極的に投稿したりと、SNSの使い方がすてきだなと思います。SNSと上手に付き合うためのコツはありますか。
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