GUCCI、PUMA、ミズノなどブランドロゴを無断使用したハンドメイドマスクにご注意! メーカー「許可できるものではない」(1/2 ページ)
オークションサイトやフリマサイトで1万円を超える値段で売買されていました。
GUCCI、PUMA、ミズノといった有名ブランドのロゴを無断使用したハンドメイドマスクが、オークションサイトやフリマサイトで高額売買されています。こうした商品を制作・販売することに問題はないのか、メーカーに詳しい話を伺いました。
今回注目したのは、「ヤフオク!」「メルカリ」などのサイトで販売されている「ハンドメイドマスク」。8月上旬に読者から「マスク一点15000円で高値取り引きを繰り返している悪質な出品者が沢山おります」「(運営側に違反申告をしても)すぐにまた新たなアカウントを取得し違反出品を繰り返すのでこういった権利侵害した商品が無くなりません」との情報提供が寄せられたことから、ねとらぼ編集部で調査を始めました。
該当のメーカーロゴを使用したマスクは「マスクカバー」などの名称で出品されていることが多く、各ブランドから公式販売されている冷感Tシャツなどの生地を用いてマスクを形どっているのが特徴。
商品説明欄には「個人製作・個人販売の為、どの程度の効果があるかの検証等は行っておりません」「使い捨てマスクの外側にかぶせる 内側に入れるのどちらかで使用いただく」などと書かれており、商品自体にマスクとしての機能はないようです。
編集部が確認したところ、GUCCI風マスクは1万3050円、PUMA風マスクは1万5000円、ミズノ風マスクは1万1049円と高額で落札されている場合も。一部の出品者に対してはプラットフォーム側からアカウントが停止などの措置が取られているものの、依然、ハイブランドやスポーツメーカーのロゴを無断使用したハンドメイドマスク(マスクカバー)は大量に出品されています。
そもそもGUCCI、PUMA、ミズノは公式でマスクを販売しているのか。ねとらぼ編集部で調べてみたところ、GUCCIはマスクを正規販売していない模様。PUMAは公式オンラインショップにてマスクを販売していましたが完売状態で、ミズノも公式オンラインショップにてマスクカバーを販売していましたが、完売状態でした。
公式商品をリメイクして販売してもいいの? メーカーに聞いてみた
公式商品をリメイクしたり、ブランドロゴを無断で使用した商品を販売する行為に問題はないのか。上記3ブランドに問い合わせたところ、ミズノから回答がありました。
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