ニュース
「ウソみたいだろ。駅舎なんだぜ。これで。」 竜宮城から始まる江ノ島めぐりの旅に行ってきた:やすこーんの「くらしの鉄道」(2/5 ページ)
これが駅舎!? 竜宮城を見たことはありますかー? 実は電車で行けるんですよ。
advertisement
見どころ2つ目:立派すぎる圧巻の「竜宮造り」の駅舎とその造り込み
新しい片瀬江ノ島駅にはクラゲの水槽のほかに、さらに2つ、大きな見どころがあります。
見どころ2つ目は、神社仏閣に使われる「竜宮造り」という技法を用いた駅舎建築そのものです。
竜宮造りとは、社寺における楼門の造り方の一種で、下をしっくいで塗り固めて、中央にアーチ型の通路、上部は木材で軒を組み、入母屋の屋根を載せる技法。楼門というと、大好きな武雄温泉を思い出します。
この技法を駅舎として用いたのは、おそらく片瀬江ノ島駅が初めてだと思います。
装飾には、龍はもちろん、江ノ島ならではの、かわいいイルカたちもいました。
門のアーチ部分の天井は、四隅にポーズの違うウミガメの彫刻。奥に設置されたデジタルサイネージと共に、龍宮城っぽさが増しています。
見どころ3つ目:15メートルの圧巻「龍の彫刻」 中には「隠れ○○」がたくさん
そして見どころ3つ目。改札内、コンコースの天井にある、約15メートルの龍の彫刻です。
じっくり見ていくと、ここにも遊び心がたくさん盛り込まれていました。探してみると……いろいろいました!
龍の下に鯛が。1つ見つけると、次々探したくなります。あっ、タコも発見!
全部紹介してしまうのもなんなので、この辺にしておきます。ほかに亀や巻貝、UFO(?)もいるそうです。ぜひ実際に行って探してみてください。
ちなみにこの彫刻、ホーム側から上を見ずに真っすぐ改札に向かうと、気付かない恐れがあります。そんなもったいないことにならないよう、電車から降りたら、クラゲの水槽前あたりで一度立ち止まり、振り返ってみましょう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- おかえり箱根登山電車! 飲んで食べて、祝う 9カ月ぶりに復旧した「新しい箱根」の旅【漫画】
「おんな鉄道ひとり旅」をゆるーく楽しく提唱し続ける著者によるほんわか旅行記、箱根の漫画も1話丸ごと特別公開。一緒にどうぞ〜。 - 終電後の小田急線で人身事故の案内が…… 「うそだろ?」「成仏して」とザワつく
テスト入力したものを誤って配信してしまったそうです。 - 箱根がマジで「エヴァ化」!! 箱根史上最大規模のエヴァコラボキャンペーンがすごすぎる 駅もしっかり「第3新東京市駅」に
公園に「ロンギヌスの槍」がブッ刺さり、ユネッサンのお湯も「セカンドインパクト」しちゃったぞ。【写真45枚】 - 「オイ変な電車が来たぞ〜!!」「何この珍車?」 阪神電鉄線を走る近鉄特急に乗ってきた
超レアな「阪神×近鉄 直通運転10周年」の特別記念列車! 赤福&モー太郎弁当も食べてきました。 - 人がいねぇ、店もねぇ、クルマもそれほど走ってねぇ あえて「終電で終点へ」行くというユニークな旅人がTwitterで話題に
深夜徘徊はワクワクしますもんね。あえてやってみるのも面白いです。