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世界保健機構(WHO)は8月21日に子どものマスク着用に関する指針を公開しました。「5歳以下の子どもはマスクを着用する必要はない」「12歳以上は大人と同様に着用するべき」などの指針を示しています。
指針では、5歳以下の子どもに関しては「子どもの安全と総合的な利益、最低限の支援で適切にマスクを使用できる能力」に鑑みて、着用を義務とするべきではないと述べています。
12歳以上の子どもについては、特に他者と1メートル以上の距離を取れない場合や、感染が広まっている地域において、大人と同じ条件の下でマスクを着用するべきとしています。
6〜11歳の子どもについては、「地域で感染が広まっているか」「子どもが安全に、適切にマスクを使えるか」「マスクの入手のしやすさ」「学習や身体の発達への影響」などを考慮して決定するよう助言しています。
また「発達障害、障害、特定の健康状態の子どもにマスクの使用を強制せずに、保護者、教育者、医療提供者がケースバイケースで判断するべき」「運動時には呼吸を妨げないよう、マスクをするべきではない」とも述べています。
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