ユニコーンモードからデストロイモードへ自動で変形する、30分の1スケールの自作ユニコーンガンダムがすばらしいクオリティーです。顔面の変化や全身の装甲の展開、サイコフレームの発光に至るまでほぼ再現している……!
製作者はTwitterユーザーのつとむニキ(@foresttail924/YouTube)さん。CADで設計したパーツを3Dプリンタで出力し、モーター等を組み込んでいます。4月には胸部まわりまでできた段階で胸像として披露していましたが(関連記事)、それから4カ月かけて、全身まで完成させました。
胴体を加えただけでなく、頭部を何度も改良。全体のバランスをとるために小型化しつつ、顔の変形機構を限りなく原作へ近づけています。
苦心を重ねて完成されたユニコーンガンダムは、「変形だけですごいのに、動きのタイミングまで完璧」「足が伸びるところまで再現するとは」「お台場みたい」「野生のアナハイム・エレクトロニクスだ」と大好評。ねとらぼ編集部は、つとむニキさんに製作の詳細を聞きました。
こだわりは頭部の小型化とプロポーション
―― ユニコーンガンダムを動かすうえで、どの部分にこだわりましたか?
つとむニキ 前回ねとらぼさんにとり上げていただいてから、原作再現とプロポーションの向上を目指して改良していました。設計の都合上省いてるところは多々ありますが……。
こだわった点は頭部で、3回改良して今の形になっています。YouTubeのコメントや、見ていただいた人の反応を見て、頭の小型化をしながら原作に近づけました。30分の1スケールの模型を自動で変形させることを考慮すると、原作再現をするには小さすぎて非常に難しかったですね。
また、すねも完璧ではありませんが、原作の動きと見た目に近づけて再設計しました。ももの部分だけですが、全長が上がるところもポイントです。
―― 製作で苦労した部分は?
つとむニキ 全身を作るとなったとき、見た目のバランスを取るのが大変でした。一応3カ月前に一度全身の変形ができていたのですが、バランスが悪いなどの意見があり、それを意識して改良し続けた結果、今の形になってます。頭の小型化も見た目のバランスを原作に近づけるためですね。
動作の制御に調整の余地はあるものの、約半年に渡ったユニコーンガンダムの製作はほぼ完了。つとむニキさんは、次回は2号機のバンシィを完全再現すると宣言しています。
動画提供:つとむニキ(@foresttail924/YouTube)さん
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