【料理で事故った体験談】自宅でニラを栽培→うっかり“ニラっぽい何か”まで食べて30分くらい嘔吐が止まらなかった……というお話(1/2 ページ)
キレイな花にはトゲ、ニラっぽい草には毒。
ねとらぼ読者から、料理中に起こった危険な出来事をインタビューする企画「お料理で事故った話、教えてください」。今回は「栽培しているニラを食べたつもりが『食後5分ほどで急激かつ猛烈な吐き気』に襲われた」という体験談を伺いました。
連載:お料理で事故った話、教えてください
料理は毎日食べるもの。だけど、するのは意外と危ないもの。日々の暮らしの中で見落しがちな「家事にはどんな危険があるのか」「注意すべきポイント」の再確認のために、いろいろな人から体験談を募集していろいろ聞いてみよう、という企画です。
ニラに混じって“ニラではない何かの植物”
数年前からプランターでニラを栽培しているのですが、ある日、適当に束をザクッと切り、ニラ玉汁にして食べたところ、食後5分ほどで急激かつ猛烈な吐き気に襲われ、30分ほど嘔吐が止まらず苦しみました。
―― 原因は何だったのでしょうか?
材料は卵にひき肉、しょうゆ、ニラ。タマゴは割ったときに鮮度が分かるのでおそらく大丈夫、ひき肉は買ってきたばかりだし、色もにおいも問題なかった……と消去法で考えていくとニラではないか、と。
プランターは以前は何も植えていなかったので、てっきりニラしか生えていないものかと思ったのですが、確認してみたらニラに混じって“ニラではない何かの植物”が。同じような色、長さをしているんですが、よく見るとニラとは違うんですね。そして、そのニラではない植物も切り取られているので、嘔吐の原因はコイツに間違いない! と確信しました。
それ以降は収穫の仕方を変えて、注意深くニラのみを選定して切るようになりましたね。
編集部注:“ニラではない何かの植物”の正体とは一体……
今回の体験談の内容から“ニラではない何かの植物”の正体を特定するのは難しそうですが、自治体などがよく注意喚起しているのは「ニラとスイセンの誤食」。
細長い葉の形がよく似ており、ニラと間違って食べてしまうと食後30分以内に嘔吐、下痢などの症状が出るとか(体験談とも一致するので、もしかすると?)。ちなみに、見分け方としてよく紹介されているのは「ニラ特有の匂いがあるかどうか」。
本企画では取材させていただける読者の方を募集しています
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