同棲したらご飯作りを頑張らなくちゃと思っていた彼女の気持ちを軽くしてくれた彼の言動とはーーエッセイ漫画「同棲したらご飯作りを頑張らなきゃいけないと思ってた話」がとてもすてきです。作者はにぃまる(@niiiii_maru)さんです。
にぃまるさんは同棲したての頃、料理は彼女である自分がとにかく頑張らなければいけないと思っていたそうです。そんなある日、買い物をしていると、彼が「今日唐揚げ食べたくない?」と言います。にぃまるさんは唐揚げは作ったこともないし、面倒くさそう……と思考を巡らせます。ところが、彼が「これめっちゃ美味しいんだよ!」と手にしたのは、なんと冷凍からあげ!
彼の満面の笑みにキョトンとするにぃまるさん。手作りでなくてもいいの? と尋ねると、「もしかして まるちゃん作りたかった?」と気遣う彼。そこで正直に、作るのは気が進まないと伝えたところ、「頑張らなくていいことは頑張らなくていいんだよ 便利な世の中なんだしどんどん楽してかなきゃ!」と、実に明快な答えが返ってきました。
にぃまるさんは、頑張って料理を手作りすることが彼女の役目であり、愛情だと思っていたそうです。でもこの彼の言葉によって、自分を無理に追い込まなくていいことに気づかされたのです。
そして4年後、にぃまるさんは突然唐揚げが作ってみたくなり、手作りに初挑戦。できあがったおいしそうな唐揚げを見て、彼はいろいろ頑張れるにぃまるさんのことを尊敬していると褒めてくれたのでした。
頑張らなくてもいいし、頑張ったら褒めてくれる。にぃまるさんは「きっとさ、一緒にいるのが君だから私は頑張れるんだよ」と、このときの心境をつづっています。
読者からは彼のいい人ぶりに言及するコメントや、「私もにぃまるさんのようなお互いを大事にできるパートナーを見つけたいと思いました!」とすてきな関係への反響が寄せられています。
にぃまるさんはこの他にもTwitterやInstagramでエッセイ漫画を公開しています。それらをまとめた書籍『大切に想ったら大切にされた。大好きと想ったら大好きと言われた。 なんでもない毎日が"特別"に変わるヒント』も発売中です。
画像提供:にぃまる(@niiiii_maru)さん
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