「泣いている娘を見て、初めて嬉しいと思った」という出来事を描いた漫画に涙する人が続出しています。作者は漫画家の吉本ユータヌキ(@horahareta13)さんです。
ドラえもんの映画を見たいと言い出した4歳の娘さん。吉本さんは映画はまだ難しく理解できないのではと思いつつ、その経験も無駄にはならないだろうと家族で映画館にやってきます。飽きて途中で帰りたいとだけは言わないでほしいと心の中で思っていた吉本さんですが……。
映画の上映中、3歳の息子さんはあくびをしたり後ろを振り返ったり。まだ映画は難しかったのかもしれません。その一方で、娘さんは奥さんに抱きついて涙を流していました。
映画の内容が理解できたからこそ感情があふれたに違いない、と吉本さん。いつの間にか映画を見て感情移入できるほど成長していたんだな……と感慨深げにつづっています。
笑ったり、お菓子で釣れないほど怒ったり、兄弟げんかで涙をこらえたりと、感情の幅が大きくなっていたという吉本さんの娘さん。自分の感情だけではなく、「誰か」の感情を感じられるようになったのは大きな成長。そしてこれからもたくさんの喜怒哀楽を経験して大人になっていくのでしょう。すくすく育ってほしいですね。
読者からは「まさに昨日、同じこと感じました。(中略)ついこないだまで泣くことで意思表示してた赤ちゃんが感情移入して涙を流すほど成長したんだなぁと思うと、余計に顔ズルズルでした」「最近子供がわがまますぎてイライラすることが多かったのです。でもこの漫画を見てそれも含めて成長なんだなっていう視点で見れるようになり少し救われました」など、子どもの成長を感じてグッときたというコメントが集まっています。
吉本さんは「あー娘って可愛いな〜」という気持ちを描いた育児漫画『おもち日和』をnoteにて公開しています。
画像提供:吉本ユータヌキ(@horahareta13)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 同じのやで! 半分に分けたパンを一口ずつ食べて「こっちもおいしい!」でご満悦な子どもの漫画にほっこり
子どものあどけない仕草はプライスレス。 - 「あと何回おかあさんと一緒に寝れる?」 息子の熱弁に涙、泣きながら一緒に寝た漫画にジーンとくる
今の幸せは期限つきの幸せなのかもしれない。 - 「なんで毎日ちゃんと最後まで見届けなかったんだろう」 幼稚園バスから最後まで手を振ってくれる娘 大切なことに気づいた漫画に涙がじわり
一瞬一瞬が宝物。 - 子どもは「心の回復手段」が少ないから…… 甘えさせてあげたいという思いを描いた漫画に「心に刺さりました」「目から鱗」と反響
大人はいろいろな回復方法があるけれど。 - 育児の悲哀を「ジブリ」のセリフで吹き飛ばす漫画にクスリ 散らかされた部屋を見て「ここもじき腐海に沈む」
だめだ、こんなところまで菌糸(おもちゃ)が来ている……!