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辞書サイトで「schadenfreude(他人の不幸を喜ぶ)」の検索が3万%増 トランプ大統領感染に関連して

日本語で言うと「人の不幸は蜜の味」のような言葉。

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 辞書サイトMerriam-Websterで10月2日、「他人の不幸を喜ぶ」という意味の言葉「schadenfreude(シャーデンフロイデ)の検索が3万500%増えました。その原因はドナルド・トランプ米大統領がCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)に感染したことにあるといいます。

 Merriam-Websterは、トランプ大統領とメラニア夫人の感染発表後にschadenfreudeの検索が急増したと報告。メディアで「トランプ大統領の感染が国際的な同情とある程度のschadenfreudeを呼んだ」「ロシアの大統領が同情と心配、うっすらと見えるschadenfreudeを表す」といったように報じられており、多くの人がニュースで見て気になった言葉を調べたとみられます。

 Merriam-Websterによると、schadenfreudeは「他者のトラブルから得る喜び」の意味。19世紀半ばのドイツ語が発祥で、schaden(損害)とfreude(喜び)が合わさった言葉です。日本語で言うと「人の不幸は蜜の味」や、ネットスラングの「メシウマ」に近い意味のようです。


過去7日間のGoogleでの「schadenfreude」の検索数の変化

 トランプ大統領は入院中で、一時は深刻な状況になったと報じられていますが、ホワイトハウス報道官は、体調は「大幅に改善している」と発表しています。

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