子どもの写真、何のために撮ってるんだっけ? 娘を悲しませてしまった漫画にハッとさせられる(1/2 ページ)
ネットリテラシーも大事だけど、それよりもっと根本的に大事なことが。
スマホでよく娘の写真を撮っているのに、娘のひと言で大切なことを忘れていたと気付かされた――。そんな育児体験を描いた漫画が、「考えさせられる」「ハッとした」と注目を集めています。
育児漫画『おもち日和』をnoteで連載中の吉本ユータヌキ(@horahareta13)さんの体験談。5歳の娘さんと遊んだある日、「さっき公園で撮ったお写真見せて」とせがまれました。
渡された端末を、ニコニコして楽しそうに眺める娘さん。ところが、なぜかだんだん表情を曇らせていき、しまいには半べそになってしまいました。「パパ……なんで全然お顔写ってないの?」と。
吉本さんは、その言葉で気付かされました。端末の中身が、SNSにアップしたときを考慮して、娘さんの顔が写らないように撮った写真ばかりだったのです。「子どもの顔をネットでさらしてはならない」とネットリテラシーに気を使うばかりに、我が子の姿を記録する本来の目的を忘れていた……。
吉本さんは「二度と子どもにこんな思いをさせない」と反省。リプライには「今の時代、たくさんの人が無意識にこうなっていそう」「気付かせてくれてありがとう」など、共感する声が寄せられました。
また「顔が写っているのといないのと、今より倍以上に撮る理由ができて、いい気づきなんじゃないか」「お写真はしっかり撮ってあげて、SNSに載せる際は少し編集してあげた方が平和かも」などの助言もみられます。
吉本さんは反響を受けて、「今までいいことしか描いてこなかったから、いいパパって言ってくれる人もいますが、ずーっと失敗だらけです。これを読んでハッとしたかたがいたら、これから一緒に気をつけましょうね」とコメントしています。
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