日本ジーンズ協議会が主催する「ベストジーニスト2020」の一般選出部門の受賞者が10月12日に発表され、男性一般選出部門は韓国出身の歌手・ジェジュン、女性一般選出部門は女優の杏さんがそれぞれ1位に輝きました。
同アワードは1984年に第1回が開催され、今回で37回目を数えるもの。その歴史の中で、一般の投票により選出する「一般選出部門」、日本ジーンズ協議会の加盟社が選ぶ「協議会選出部門」「次世代部門」と部門別になり、現在に至ります。毎年の発表会が恒例でしたが、2020年はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響により発表会は中止。一般選出部門のみWebサイトで発表する形式が採られました。
一般選出部門の総投票数は前回の「ベストジーニスト2019」の42万6516票と比べ、倍近い82万811票。前回までに3年連続の受賞を果たし殿堂入りとなった「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔さんに代わって男性部門の首位に立ったのはジェジュンさん。今回の男性部門は上位10人のうち7人がジャニーズ事務所所属のタレントとなりましたが、「ベストジーニスト2018」では1万4326票で5位、「ベストジーニスト2019」では9万7776票で2位につけていたジェジュンさんは今回、2位の中村海人さん(Travis Japan)の4倍近い31万4338票を集め、2005年の氷川きよしさん以来となるジャニーズ事務所所属タレント以外での受賞を果たしました。
なお6月10日時点で発表されていた中間発表では、一般投票の条件である「一般投票でベストジーニストに選出される有名人は国内在住に限られます」という条件を満たさない可能性があるとして、ジェジュンさんは審査対象から外されており、「King & Prince」の永瀬廉さんが男性部門の首位に立っていましたが、同協議会での議論の結果、ジェジュンさんへの投票は2019年同様有効であると結論づけられています。
一方、女性部門は、中間発表で4位につけていた杏さんが10万1083票を集め、中間発表首位だったモデルで女優の新木優子さんを逆転。3位以下は北川景子さん、新垣結衣さん、山本美月さんと続いています。
なお、同アワードでこれまでに“殿堂入り”となったのは、中島さんの他、木村拓哉さん(1998年)、草なぎ剛さん(2003年)、浜崎あゆみさん(2005年)、亀梨和也さん(2010年)、倖田來未さん(2010年)、相葉雅紀さん(2013年)、ローラさん(2015年)、藤ヶ谷太輔さん(2016年)、菜々緒さん(2018年)がいます。
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最高の賞だな。