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「嫌よ!」「個人情報じゃない!」って言わないで なぜ薬局で保険証提示が必要なのかを説明する漫画が分かりやすい

保険証を見せる大切さがよくわかります。

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 初めて訪れる調剤薬局で、なぜ健康保険証を提示しなくてはいけないのか? その理由を教えてくれるイラストが、やさしい絵の雰囲気と簡潔な説明ですっきりと理解する手助けをしてくれます。

 漫画を投稿したしらぬい(@shiran_ui)さんは、薬局で保険証の提示を求めると「嫌よ!」「個人情報じゃない!」と断られることがあると説明。病院などで診察を受ける際に、自費診療でなければ保険証の提示が必要ですが、薬局でも同様に保険証を提示しなくてはいけません。

 提示の理由は、保険証を確認しないと保険調剤を始めることができないため。薬局では、提示された保険証をもとに、処方箋に書かれた保険番号の間違いや期限切れがないかを確認します。また、たまに偽装した処方箋で薬を手に入れようとする人がいるようで、誤った薬の提供を防止することにもなります。

 薬代の一部は薬局が立て替えていますが、もし保険番号が間違った状態で薬を提供してしまうと、薬局は保険機関へ請求ができません。経営の死活問題です。


「拒否されると調剤を始めることすらできません」 薬剤師さんが伝えたい保険証のこと

「拒否されると調剤を始めることすらできません」 薬剤師さんが伝えたい保険証のこと

「拒否されると調剤を始めることすらできません」 薬剤師さんが伝えたい保険証のこと

 ちなみに、初めて訪れる薬局などで記入するアンケートについても、アレルギーの把握や万が一の連絡先が必要なので「記入がないのもちょっと困る」とのこと。名前だけではなく、住所や電話番号、アレルギーの有無など、記載しておきたいところです。

 ただしそれでも、保険証の提示拒否は比べものにならないほど困ってしまうようで、しらぬいさんは保険証は保険調剤を行うための「証明書みたいなもの」と強調。漫画を通して保険番号の使われ方が明確になり、受付で求められた際に協力することは、処方を受けるために大切なことだとよく分かります。薬局に行く際は、保険証とおくすり手帳、どちらも忘れず持っていきましょう。


「拒否されると調剤を始めることすらできません」 薬剤師さんが伝えたい保険証のこと

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「拒否されると調剤を始めることすらできません」 薬剤師さんが伝えたい保険証のこと

画像提供:しらぬい(@shiran_ui)さん




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