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7割が「同人誌の発行ペースが減った」 同人誌印刷所の緑陽社、「コロナ禍での同人サークル活動」に関する調査結果を発表(2/2 ページ)
およそ2800人の同人作家が調査に参加しています。
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オンラインイベントへの参加は?
2020年内の同人イベント参加予定については37.4%が「ある」、43.3%が「ない」と回答。リアルイベントの代替として開催されているオンライン同人イベントについては、44.6%が参加を経験しています。
オンラインイベントへの感想としては、37%が「参加してよかった」と回答している一方、「盛り上がらなかった」と答えた人が33%。遠方からでも参加できるといったオンラインならではの利便性が挙げられた一方、「会場で作品を見つけてもらう機会が減った」「購入金額が見えることで買うのをためらってしまう」といった声も。また人との交流が減る分盛り上がりに欠けたという意見も多く見られたといいます。
リアルイベント、不安な点は?
2020年内に同人イベントへ直接参加する予定が「ある」と答えたのは37.4%、「ない」は43.3%。イベント当日に関して気になる点・不安な点があると答えた人は83.6%に上りました。
気になる点・不安な点があると答えた人のうち、多くが挙げたのがコロナ対策(イベント、参加者、サークルあわせて74%)。参加したイベントで感染者が出た場合にどうなるのか、サークルごとに感染対策にばらつきがあるのが不安といった声が寄せられました。また「部数が読めなくなった」など、売上・部数の減少に関する不安(16%)も挙げられています。
調査結果をまとめたページでは、このほかの質問の回答や、自由記述回答による同人作家の思いを見ることができます。コロナ禍の中でも活動を続けている人の声は、多くの人の励みになるのではないでしょうか。
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