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【好きなゲームが世間のクソゲーな人インタビュー】PS2でヒロイン3D化&システム一新「ときめきメモリアル3」(1/2 ページ)

ヒロインのグラフィックがアリ/ナシで、評価が分かれそう。

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 年末企画「自分の好きなゲームが世間ではクソゲーと言われている人インタビュー」。今回はPS2向け恋愛シミュレーション「ときめきメモリアル3〜約束のあの場所で〜」。

企画:好きなゲームが世間のクソゲー

「これはクソゲー」「あれはクソゲー」と世間は気軽に言うけれど、遊び方も感性も人それぞれ。むしろ、そんな風に言われている作品の魅力を知っている人に話を聞いてみよう。Twitterで募集をかけたら、2〜3人くらい手を上げてくださるのでは?

……と思っていたら、100人くらいから連絡が来ちゃった企画です。編集部のリソース的に可能な範囲で記事化。1日1本ペースだと公開しきるまでに数カ月かかるので1時間に1本ずつ公開します。

「ときメモ3」(高見さん/@FL8f5bfQ2w9Hk5M

 2001年に発売された、「ときメモ」シリーズ第3作「ときメモ3」。私は大好きなのですが、世間ではあまりにも認知されておらず、切ないですね。

このゲームの魅力

 なんといってもシリーズ屈指のデートバリエーションですね。映画やコンサートに行ったとき、従来作品では「良い」「まあまあ」「つまらない」の3択でしたが、「ときメモ3」ではショーごとに選択肢が違うほか、キャラごとにも異なる反応をしてくれます。

 また、エイプリルフールやハロウィーンなどの季節感を感じられるイベントもあり、花火大会や遊園地ではミニゲームを楽しめました。

世間ではクソゲーと言われている理由

 見分けがつかないキャラクターデザイン、全体的に重めのシナリオ、従来作品とは異なる育成システム……ハードがPS2になり心機一転やったことが裏目に出てしまった感じでしょうか。

 そして、最大の原因はおそらく、中途半端なクオリティーのポリゴンで描かれたヒロインですね。

クソゲーとされる理由に納得できるか

 納得しています。やはり恋愛ゲームですから、第一印象は大きい。新規ユーザーは「ビジュアルがなぁ……」と思い、シリーズファンはゲームシステムも含む激しい変化に戸惑ってしまったのだと思います。

 当時、攻略本に掲載されていた開発スタッフさんのお話では「女の子が振り返るなどの動きの質感を感じ取ってもらえるのっていいね」みたいなことが書いてあって、私は胸を躍らせていました。ですが正直、グラフィックのクオリティーは、ユーザーの理想を超えられていなかったのでは。

 ただ、シミュレーションゲームとしては、細かいシステムパターンが緻密に用意されていて、何度プレイしても新しい発見の連続があり、魅力的だなぁと感じています。

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