作ってあげた段ボールで、思いもよらない遊び方をする猫たちを描いた漫画が、Twitterで公開されています。でもそれが、猫という生き物。
細長い段ボールを手に入れた飼い主さん、愛する猫たちのために新しい遊び場を作ることにしました。段ボールの短側面を両方取り外して通れるようにし、天面に丸い穴をいくつもあけて中から前足を出して遊べるようにと完成図をイメージして作成。
頑張って作った段ボールの遊び場。「さあ、愛する2匹の猫たちよ、存分に遊びたまえ!」とお披露目すると……
2匹そろって天面の上に乗り、見事につぶされる段ボール……。それを見つめる飼い主さんのイラストの表情が、胸に去来しているであろう思いを全て表現しています。こちらが想像したようには遊んではくれないこともある、そんなことは分かっていても、秒で壊されるとはこれいかに……。
さらに別の日、こたつに入りながら猫じゃらしを投げて「とっておいでー」の遊びをしていると……。
ダーっと駆けて取ってくる飼い猫のシロウくんに「ちゃんと取ってきてえらいぞ!」と声をかけると、うれしそうに興奮し、途中で口から猫じゃらしを落としたまま、飼い主さんの元へ走って帰ってきてしまいました。
そして「もう一回!」とおねだりをされるのですが、落ちた猫じゃらしはこたつに入ったままでは届かない位置……思いっきり腕を伸ばして猫じゃらしを取りながら「できれば最後まで持ってきてくれ〜」とお願いする飼い主さんなのでした。
なぜか理想通りにいかない猫たちとの“遊び”ですが、そんなところもかわいくて、全てを受け入れてしまうのが飼い主のさが。猫の魅力に取りつかれたヒトにとっては、思い通りにいかないところもあいらしく感じてしまうのでしょうね。
この漫画を投稿したのは漫画家で飼い主の「秀」さん(ひで/@hide_pau)。以前ねとらぼで、飼い猫の「レオ」くん(4歳)と「シロウ」くん(2歳)にかける愛情の深さを描いた漫画を紹介し、話題となりました。
Twitter(@hide_pau)にはレオくんとシロウくんの猫漫画や、1枚で説得力のある猫イラストを投稿しています。Instagram(@leo_and_shiro)ではかわいい2匹の写真をたっぷりと見ることができますよ。
また、秀さんはコミックウォーカーで漫画『死んだ息子の遺品に息子の嫁が入っていた話』を連載中。コミックスは現在第1巻がKADOKAWAより発売中です。
思わず「分かる」とうなずいてしまいそうになるイラスト
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