流れてくる“穴の開いてないドーナツ”に穴を開けるゲーム「ドーナツホール工業株式会社」が公開され、Twitterで出社する人が続出しています。ヘンな大根流れてますけど……?
マウスクリック(左クリック)だけで遊べるシンプルなゲームで、ベルトコンベヤーで運ばれてくる「ドーナツに穴を開ける仕事」が体験できます。そんな仕事が実際にあるのかどうかは別として、「ダンッ」と勢いよくプレスされ、「プニッ」と穴が開くドーナツは見ていて気持ちいいです。
虹色のサイケな見た目の「次元ドーナツ」に穴を開けると、ドーナツ化現象(※本来の意味とは違う、時空が歪むヤバい現象)が発生。画面の色が変化し、ドーナツが運ばれてくるスピードが速くなったり、遅くなったりします。それに焦って、1つでも穴を開け損なうとクビになるので、注意しましょう。恐ろしい職場だ……。
「大根注意」という注意書きがあるように、なぜかたまに大根も流れてきます。こちらを誤ってつぶしてしまってもクビです。大根を置いた人はクビにならない会社の闇。それと大根のビジュアルが一見かわいいようで、実はマンドラゴラっぽくてまた闇を感じる。
作者は、虚無を育てるアプリゲーム「虚無そだて」を公開して話題になったゲームクリエイターのトモぞヴP(@TomozoP)さん。今回のゲームは、Unityを使って1週間でゲームを作るイベント「Unity1週間ゲームジャム」の投稿作品として作られたもので、お題である「あける」から発想して制作。実際にブラウザ上で遊べるゲームとして公開されました。
Twitterでは「かなり楽しい」「好き」「じわるw」と人気を呼び、公開から約3日(12月30日時点)でスコアのランキングトップが9000を超えています。そのため最初は「がんばって」と応援していたトモぞヴPさんも、「もっと家族との時間とか大事にしろ」とツッコミを入れる事態となっています。
またコメントでは「ドーナツは調理過程で真ん中にカロリーが集中するので 最後に真ん中をくりぬくことでカロリーが0になると聞いたことがあります 実際にある作業だったのですね!」なんて声も寄せられています。カロリーゼロ理論……!
なお、わずか1日で作られた同ゲームの制作過程等はnoteで公開されているので、気になる方はのぞいてみるといいでしょう。
画像提供:トモぞヴP(@TomozoP)さん
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まあまあウソではない。