2020年に大反響を呼んだ音楽ユニット「YOASOBI」が、2021年1月から放送中のアニメ「BEASTARS」第2期のエンディングテーマも担当していることがアニメのオンエアで判明。同じアニメのオープニングとエンディングの両方をYOASOBIが務める珍しい事態となっています。
14日のオンエアで流れた第2期EDは「優しい彗星」で、YOASOBIが担当。板垣さん書き下ろしの小説『獅子座流星群のままに』を原作としたバラードソングで、YouTubeではノンクレジット版が公開。1月20日の配信リリースも決定しました。
YOASOBIは、コンポーザーのAyaseさんとボーカルのikuraさんからなる音楽ユニットで、2019年10月に結成。小説を原作に楽曲を制作するスタイルが持ち味で、星野舞夜さんの小説『タナトスの誘惑』を原作としたデビュー曲「夜に駆ける」は、配信リリースのみながら2020年の「Billboard Japan Hot 100」の年間首位を獲得。
先行して公開された同曲MVは、記事執筆時点で1億4300万回以上再生されるなど2020年の音楽シーンの顔となり、同年の「NHK紅白歌合戦」にも出演、初パフォーマンスを披露しました(関連記事)。2021年に入ると、1月6日に初CDとなる1stアルバム「THE BOOK」と、後述する「怪物」を配信リリースしています。
『BEASTARS』は、板垣巴留さんが秋田書店『週刊少年チャンピオン』で2020年まで連載した漫画で、擬人化した動物たちが全寮制のエリート校「チェリートン学園」を舞台に高校生活を送る動物版青春群像劇。2019年にはテレビアニメ化、2021年1月からはアニメ第2期が放送されており、オープニングテーマ「怪物」は、YOASOBI初のアニメタイアップ曲。板垣さんが書きおろしたオリジナル小説『自分の胸に自分の耳を押し当てて』を元に制作されています。
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