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眠れない不安な夜にケーキを焼く―― 甘いお菓子のように心を癒やしてくれるエッセイ漫画が書籍化(1/2 ページ)

優しい時間にひたれる作品です。

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 眠れない夜に、調子が悪い日に、ケーキを焼いたり、スコーンを作ったり……Twitterで人気の午後さん(@_zengo)による料理コミックエッセイが書籍化されました。『眠れぬ夜はケーキを焼いて』として、1月21日にKADOKAWAから発売です(税別1150円)。


眠れない夜にお菓子を作る――そこには優しい時間が流れています

 深夜に目覚めてしまって落ち込んだときにパウンドケーキを焼き、調子が悪くて寝て過ごした日にカップケーキを焼き――漫画では、そんなふうに不調なときをお菓子を作って過ごす午後さんの日々を描いています。静かにお菓子を作る姿にはゆったりした時間の流れを感じ、その少し不思議で優しい雰囲気がTwitterで多くの支持を得ています。

 「漠然とした不安に飲み込まれそうで怖くてたまらない」。眠れぬ夜の不安は、誰しも多かれ少なかれ経験があるもの。でもおいしそうにできあがったお菓子と、「大変なことは多いけれど、これだけたくさんのケーキを作れるならきっと大丈夫」という午後さんの言葉に力づけられます。


調子の悪い日、「食べたいものが思い浮かんできたら回復してきたことの証」とカップケーキ作りへ

多分誰しも経験のある、眠れない夜に感じる不安。それでも「これだけたくさんのケーキを作れるならきっと大丈夫」と寄り添ってくれるような言葉が暖かい

 パウンドケーキやスコーン、ガトーショコラ、プリン、豆腐アヒージョなど、レシピはどれもおいしそう。でもそれだけではなく、疲れたときに食べたお菓子の甘さが心にまでしみこんでいくような、そんな優しさと癒やしのある作品です。


眠れぬ夜の過ごし方を提案するコミックエッセイです
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