【うっかりおうちで死にかけた】子どものころ「湯船で1000まで数えてみよう!」→気絶したけど、家族に全く気付かれなかった(1/2 ページ)
「30分くらい気絶していたんじゃないかと」。
ねとらぼ読者から自宅で起こった危険な出来事をインタビューする企画「うっかりおうちで死にかけた」。今回は「子どものころ、家族が気付かないあいだにお風呂で倒れていた」というお話を伺いました。
連載:うっかりおうちで死にかけた
我が家は落ち着く、心が安らぐ場所―― そんなイメージに反して、時には自宅でも命に関わるような危険な事故が起こることが。ただ日々過ごす場所だけあって、どんな危険があるのか気付きにくいもの。そこで「うっかりおうちで死にかけた体験談」を募集して、いろいろな人からいろいろ聞いてみよう、という企画です。
気がついたら洗い場で倒れていた
子どものころ、湯船から上がって、気付いたらあお向けに倒れていたことがあります。頭と太ももが痛くて、見てみたら洗面器が割れていました。
―― 一体、何が起こったんです?
いつも湯船につかったら100まで数えていたんですが、その日は1000まで数えてみたくなって。どうやら、それでのぼせて気を失ってしまったようです。気付いたときには身体が冷えきっていたので、30分くらい気絶していたんじゃないかと。
床に置いてあった洗面器を太ももで踏みつけるような形で倒れてしまったらしく、洗面器は割れ、太ももからは少し血が出ていました。頭が痛かったのは、倒れたときに壁に頭をぶつけたためだと思います。
でも、もしも倒れた場所が湯船の中だったら、死んでましたよね(笑)。
―― お風呂場で気絶していたことに、ご家族は気付かなかったんでしょうか?
そうですね。家族は居間でテレビを見ていて、誰も私がお風呂から上がっていないことに気付いていませんでした。
我が家は「次にお風呂に入る人は、脱衣所のライトが消えているのを確認して入る」というルールになっていて、自分が上がったことを家人には告げずに、それぞれの部屋に行っていました。
お風呂で潜る練習をするような子どもでしたし、いつもより30分くらい長くても誰も気にしないのが自然だったのでは。
ちなみに、洗面器が壊れてしまったことは、怒られるのが怖くて自分からは言わなかったんですが、それも特に聞かれませんでした。子どもが4人もいる8人家族だったので、親も細かいことは気にしていられなかったのかもしれません。
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