おじいちゃんが和紙を使って作ったフェイクフードが、思わず二度見するくらいリアルでおいしそうです。
「70歳を過ぎてから暇つぶしで始めた」という工作ですが、和紙でさまざまな食べ物の色味や質感を表現した作品は、どれも素晴らしいの一言。「マルゲリータ」の生地の焼き色、サクッとした衣の食感が見た目から想像できる「天ぷら」など、お腹が空いてくるクオリティーの高さです。
着色はせず、細かい色味は複数の和紙を使って表現。そんなこだわりを感じる作り方もあってか、どの作品もリアルなだけでなく、心のこもった優しい雰囲気があり、まさに“手作り料理”といった温かみが伝わってきてほっこりします。
主な作り方としては、ダンボールや厚紙などをベースに大まかな形を作り、その上にのりを使って和紙を貼り付けて制作しているようです。ちなみに2020年に一番反響があった作品は「たこ焼き」で、たこ焼き器で作る様子を完全再現しています。
作品は他にも、えびせんべいの「えび満月」といったおやつや、「クリスマスケーキ」などのスイーツも見事に和紙で表現しています。
Twitterでは「メガネのおじいちゃん(@meganenooo)」のアカウントで、作者であるおじいちゃんの息子さんが作品を投稿・紹介しています。コメントでは驚く声や感動する声が多く寄せられ、楽しい“和紙フェイクフード”の世界にハマる人が続出しています。
2021年1月9日からは、大阪府大阪市にある「カワチ画材阪急三番街店」の店内ギャラリーで「おじいちゃんの和紙アート作品展」がスタート。こちらは会期が延長され、2月18日まで開催されているので、興味のある方は時機を見つつ、実物を見に足を運んでみるといいでしょう。
展示会場の様子
画像提供:メガネのおじいちゃん(@meganenooo)さん
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