「パワーパフガールズ」ドラマ版キャストが決定 「ピッタリ」と喜ぶ声の一方で「なんでも実写にしないで」と悲鳴も(1/2 ページ)
20代になったブロッサムたちを描きます。
1990年代半ばから2005年までアメリカで放送されたアニメ「パワーパフガールズ」実写ドラマ版のキャストが決定。米エンターテインメントメディア「Variety」の報道を通じ、キャストが3月10日にInstagramで発表しました。
「パワーパフガールズ」は、実験中のアクシデントからスーパーパワーを得た3人の幼稚園児が街を守るべく活躍する物語。ピンクのブロッサムをクロエ・ベネット(「エージェント・オブ・シールド」)、ブルーのバブルスをダヴ・キャメロン(「ディセンダント」シリーズ)、グリーンのバターカップをブロードウェイ女優のヤナ・ペローが演じます。
3人はいずれも25歳から28歳と「パワーパフガールズ」放送当時の視聴者世代。ヤナは「信じられないし本当に夢みたい。まだふわふわした気分で消化中」と喜びをつづっています。
米放送局「CW」は「パワーパフガールズ」実写化計画を進行中と2020年8月に公表。同メディアの報道によれば、新作では正義を守るため幼少期を犠牲にしたことへ、鬱屈とした思いを抱いたまま20代へ成長したブロッサムたちが、再び世界を守るためどんな選択をするのかを描くとのことです。主演3人を除くキャスティングや、放送時期は現時点で明らかにされていません。
3人のもとへはファンやアニメを見ていた世代から「完璧すぎるキャスティング」「子ども時代のお気に入りキャラを、大好きなあなたが演じるなんて最高」と喜びの声が寄せられています。「すれた大人になっちゃった3人を見るのが待ちきれないよ」と新展開に期待を示しています。
一方で元は二頭身のキャラが画面いっぱいに飛んだり跳ねたり大活躍する作品だけに、原作ファンは「どうして古いアニメを片っ端から実写化しようとするのか」と違和感を示すツイートを投稿。「ドラゴンボールを忘れたのか。私はなかったことにしたけれども」と過去の実写化作品のタイトルを挙げ、アニメやコミック実写化作品が次々と生み出される昨今の傾向へ疑問を呈するアニメファンも見られました。
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