Twitterに投稿された「きのこ盆栽の作り方」動画に驚きと感動の声が寄せられ話題になっています。かわいい「なめこ」が生えてきたと思ったら、どんどん大きくなって、笠が開くと衝撃的な姿に……!
なめこと言えば、小さくて丸っこいイメージですが、動画を見ると、普段見ている食用なめこは成長途中だったことが分かります。タイムラプスで撮影された成長シーンでは、みるみる大きくなっていき、笠の色が変わったと思ったら……。
途中まで丸っこさが残る大きめのなめこでしたが、笠が開くと一気に大迫力のビジュアルに(!)。笠の上部がほとんど平らになるくらい開ききっており、それまでのなめこのイメージがガラッと変わるくらいのインパクトがあります。かわいい見た目から、立派でかっこいいきのこに……!
投稿したのは、きのこを観賞用として育てている、きのこリウム(@kinocorium)さん。ちなみに「きのこリウム」とは、本物のきのこを使ったテラリウムを指す造語。今回のきのこ盆栽や、水槽を使った“きのこのジャングル”などの作品を制作しています。
動画では、バージンコルク(樹皮)から切り株を作り、そこに苔2種類「ホソバオキナゴケ」「ツヤゴケ」を植えたりして自然を再現していく最初の作業を見ることができます。苔やシダ植物を植えてから、3カ月後の変化がまたステキ。
ちなみになめこが生えるまでにかかった時間は、樹皮の隙間に菌床(人工の培地)をいれてから約3週間ほど。Twitterでは、なめこの成長ぶりに驚く声のほかにも、「すごく綺麗」「芸術だ」ときのこリウムの世界に魅入られた人の声が国内外から寄せられ、「好き」「やってみたい!」と反響を呼んでいます。
作者はYouTubeチャンネルにてフルバージョンの動画を公開中。また2019年には、幻想的なきのこリウムの作り方を解説した本『部屋で楽しむ きのこリウムの世界』が刊行されているので、興味が湧いた方はどちらもチェックしてみるといいでしょう。
画像提供:きのこリウム(@kinocorium)さん
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たけのこ派め……!
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