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やはりあんこは飲み物だったか 世界初「あんこのエナジードリンク」誕生の理由を販売元に聞いた

つぶあんもこしあんも選べて平和的。

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 “あんこエナジードリンク”として販売されている「theANko」が、アスリートやあんこ好きの関心を集めています。身もフタもない言い方をするとシンプルに「チューブ入りあんこ」ですが、成分が分かりやすくてエネルギー補給にちょうどいい。


ANko つぶあん、こしあん、しろあんの3種類(画像提供:へんグル 矢崎@asobikikakuさん)
ANko 見た目はゼリー飲料のよう(画像提供:へんグル 矢崎@asobikikakuさん)
ANko でも絞り出してみるとやっぱりあんこ(画像提供:へんグル 矢崎@asobikikakuさん)
ANko 商品の名称もしっかり「こしあん」です(画像提供:へんグル 矢崎@asobikikakuさん)

 ラインアップはつぶあん、こしあん、しろあんの3種類(各税込350円)。原材料は北海道産のアズキ(しろあんは白いんげん豆)とザラメ糖だけを使用。銀座の老舗和菓子店、「空也」の5代目・山口彦之さんがプロデュースを務める、ガチのあんこです。

 ネットでは「運動後の栄養補給に良い」「食べやすくてサイクリングや登山に便利」「お菓子やパン作りにもいい」「小倉トーストが手軽に作れる」と好評。編集部はメーカーの築地果汁創作所を取材し、発売の経緯を聞きました。

―― なぜ「あんこ」をエナジードリンクにしようと考えたのでしょうか

築地果汁創作所 あんこはドーピング違反のおそれがないため、栄養補給に使用するアスリートが多いと聞いた、社長の平子勝之進の発案です。平子自身もアスリート経験があり、味に妥協しないエナジードリンクを開発したいとの思いがありました。

 そこで、かねてよりあんこの普及に尽力していた山口彦之さんに相談したところ、「スポーツを通じてあんこを世界に紹介することができるなら」と、監修を引き受けていただけました。

―― まさに「飲むあんこ」といった成分表示ですが、スポーツ前後の糖分補給以外におすすめの用途はありますか?

築地果汁創作所 味も素材も高級和菓子そのものと自負していますので、オフィスや学校の休憩時にもおすすめです。手が汚れず短い時間に食べられるので便利ですよ。高齢者の介護施設でもお使いいただいているのですが、「食欲のないかたが喜んで食べてくれる」と重宝されています。

 小倉トーストやお汁粉など、普通のあんことして召し上がっていただけますが、一番おすすめするのは「ちょいのせ」。少し絞り出してあとは取っておけるので、アイスやフルーツに少しだけ使いたいときに便利です。



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