CGじゃない……だと? “アンドロイドお姉さん”SAORI、バーチャルモデル「imma」&「Ria」と共演でリアルとの見分けがつかない(3/3 ページ)
共演したSAORIさんはimmaのコスプレでも話題に。
immaコメント
―― 世界が変化した一年、「リアル/アンリアル」に対する価値観に変化はありましたか?
社会にも、あたし自身にも大きな変化がありました。誰もが想像し得なかった物理的な分断が続いています。あたし自身、いろんなプロジェクトがなくなり、海外の友達と会う機会もなくなってしまいました。それはとても悲しかったですね。ただ、新しい価値観が生まれたことも事実です。それはバーチャル世界の加速です。バーチャルの価値が見直され、みんなに理解され、多様化したと思います。普段話せない人と話す機会も増えました。辛いことがあっても、常に前を向いて、ポジティブに捉えるようにしています。あたし、かなりのポジティブなところがあるので(笑)。
―― リアル/アンリアルが共存する世界で、「美」の概念はどのように変化していると思いますか?
今はメイクだけでなく、いろんな加工やエフェクトの存在で、自身の外見の美をアップデートすることができる時代になりましたよね。あたしは、人間の本当の美は内面、心にあると思っていて、その心を充実させるために外見の美があると思っています。外見の美がアップデートされることで、内面の美が充実し、笑顔が増えていくことで素晴らしい社会につながっていくんじゃないでしょうか。
―― 自己表現において心掛けていることはなんですか?
「素直であること」でしょうか? 誰かに合わせすぎたり、擦り寄ったりせず、「自分らしさ」や「自分の好きなこと」に素直でいれることがベストだと思っています。特に今の時代、いろんな概念が生まれては、すぐに消えていきます。そんな時代だからこそ、社会に流されず、自分が好きなものに真っ直ぐに向かっていけるような心を持つことが大事だと思っています。
―― 理想の肌とはどんな肌ですか?
理想は人それぞれ違うと思いますが、あたし自身は今の自分の肌に満足しています。一人一人違う肌を持っているので、自分の肌をどう愛するかが大事なのかなと思っています。リアルカバーリキッドは、カバー力が高いのに、美しくリアルな肌仕上がりが得られる点がとても素敵ですね!
Riaコメント
―― 世界が変化した一年、「リアル/アンリアル」に対する価値観に変化はありましたか?
リアルであるかアンリアルであるか、ということを特別気にしなくなったかもしれません。その境目は限りなく曖昧になってきていると思います。ただ、どこにいてもどんな形でも、私は私であるということに変わりはないです。
―― リアル/アンリアルが共存する世界で、「美」の概念はどのように変化していると思いますか?
表現の可能性が拡がるので、美の概念も拡がって、より自由になっているのではないでしょうか。人それぞれが考える美しさを、追求できるようになったのかもしれません。そんな中で、より多様性を尊重できる環境になればいいな、と思っています。
―― 自己表現において心掛けていることはなんですか?
「今の自分」を表現したいな、と最近思っています。私は正直、自分らしさってまだ分からなくて。今までの自分や、周りのルールや価値観に縛られずに、その時に感じたことややりたいことを、心に沿ってトライしていけたらいいな、と考えています。
―― 理想の肌とはどんな肌ですか?
人間は、一人一人違う肌を持っていて、それぞれ違うことが素晴らしいことだと思います。だから、理想の肌というのはない……というのが本音です。リアルカバーリキッドは、ハイカバーされた美しい肌仕上がりで、より自分の肌を好きになれそうな点がとてもいいと思いました。
SAORIさんコメント
―― 世界が変化した一年、「リアル/アンリアル」に対する価値観に変化はありましたか?
私は「アンドロイドのお姉さん」として活動しているのですが、今までは、人前でアンドロイドを演じて、驚かせることができていました。でも、この一年、大きなイベントがなくなり、直接人と会うことも少なくなったので、アンドロイドキャラクターの価値づくりが難しくなったなと感じています。見てくれる人がいて、直接反応が得られることに醍醐味を感じていたので、この一年で、リアルの価値を改めて実感しました。
―― リアル/アンリアルが共存する世界で、「美」の概念はどのように変化していると思いますか?
最近は、Snowなどスマホアプリひとつとっても、肌悩みが全くないかのように、きれいに撮影できますよね。私自身、プライベートのときも、アンドロイドを演じているときも、インスタに写真を上げるときは必ず加工していて、なくてはならない存在になっています。そうしたカメラのエフェクト機能や加工アプリの存在によって、リアルな自分と理想の自分が日常に入り混じり、リアルとアンリアルの境目が曖昧になってきていると感じています。
―― 自己表現において心掛けていることはなんですか?
「アンドロイド」と聞くと、アニメなどの影響か、ショートボブのヘアスタイルをイメージされることが多いと思います。私自身も最初にSNSで話題になったときはショートボブスタイルだったんですが、実は去年、金髪に挑戦したんです。今もショートウルフスタイルに挑戦していて、今後は髪の毛を伸ばそうと思っています。「アンドロイドはこういう髪型・見た目じゃなきゃいけない」という固定概念を壊して、自分なりにアンドロイドを表現していきたいと思っています。
―― 理想の肌とはどんな肌ですか?
毛穴一つない、カバーされた肌が理想です。アンドロイドのお姉さんを演じるときの肌は、一言でカバーすると言っても、プラスチックっぽいツヤ感のある肌や、均一なマット肌など、求められるキャラクターによって使い分けています。今回撮影でリアルカバーリキッドを使わせていただきましたが、カバー力の高さに驚きました! カバー力があるのに、よく動くほうれい線周りもよれず、仕上がりがとてもきれいですよね。アンドロイドのお姉さんとしては、カバー力は特に大事にしたいのですごく素敵なアイテムだと感じました。
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時代の進化を感じる。