ロンドンに2棟のビルをつなぐ「空中プール」が誕生 空を泳ぐような体験ができるかも？

泳ぎ心地が良さそう。

[関口雄太，ねとらぼ]

　住宅開発業者のエコワールド・バリモアが、2棟のビルの地上10階部分をつなぐ透明プールを建築しました。2021年5月のオープンを予定しており、設置場所はロンドンの高級マンション「エンバシー・ガーデン（Embassy Gardens）」。空中を泳いでいるような気分を味わえそうです。

長さ25メートルの「スカイ・プール」（画像はEmbassy Gardensより）

　「スカイ・プール」は世界初とされる空中プール。ビルとビルの間をつなぐ25メートルのアクリル構造体です。上空からのイメージ画像から確認できるように、プールの一部がそれぞれのビルに配置されていますが、大部分は宙に浮いています。

天空からの景色がすごそう（画像はEmbassy Gardensより）

　プールの深さは3.2メートル。側面の厚さは200ミリあり、重さは50トンになるといいます。また、5種類のライトアップを設置して、魔法のような遊泳体験を演出するのだとか。

　空中を泳げる「スカイ・プール」のインパクトからTwitterでも話題に。漫画『賭博黙示録カイジ』に登場する空中で鉄骨の上を渡り歩くギャンブル「鉄骨渡り」や、ジェイソン・ステイサム主演の映画「メカニック：ワールドミッション」で高層プールを破壊するシーンを思い出したというコメントなども挙がっています。

　住宅施設なので誰でも泳げるわけではなさそうですが、一度は体験してみたくなる斬新なプールです。

下からの眺めも不思議な気分を味わえそう（画像はEmbassy Gardensより）