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モルディブに世界初の海中ホテル「THE MURAKA」オープン サンゴや海洋生物を見ながら寝られる

死ぬまでに一度は泊まってみたい。

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 モルディブにあるリゾート「コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド(The Conrad Maldives Rangali Island)」に世界初となる海中ホテル「THE MURAKA」が、11月にオープンした。

 モルディブの公用語ディベヒ語でサンゴを意味する「MURAKA」は、モダンでありながら、モルディブの美しい海に調和するように設計されており、地上と海面下の2階建て。マスターベッドルームがある1階部分はインド洋の海中にあり、ドーム状の透明アクリルに覆われているので、海中に生息する海洋生物や美しい珊瑚などを間近で眺めることができる。


MURAKA01 人魚になったような気分を味わえるベッドルーム


MURAKA04 魚が泳ぐバスルーム

 2階(地上階)にも、美しい海が眼前に広がるベッドルームやリビングルーム、プライベートデッキ、プールなどがある。


MURAKA02 地上も海面下も独り占め

 専用のシェフもおり、24時間いつでもシャンパンや食事を提供してくれる。また、宿泊者のさまざまな希望をかなえてくれるバトラー(執事)も常駐している。

 設計者のAhmed Saleem(アハメド・サリーム)氏は「2004年に同リゾートに世界初の海中レストランオープンし、人気を博した。だからこそ今、さまざまな技術を結集させ、海の中のホテルを設計した。100%安全で24時間いつでも海中で眠ることができる」と語っている。

 「THE MURAKA」のデザインは、ニューヨークを拠点に活躍する日本人建築家のYuji Yamazakiさんが担当している。

 海の中で眠る体験ができる場所は、世界中で今のところ、ここしかない。美しい海を堪能したり、マリンスポーツを楽しんだりできるモルディブに、海中で過ごすという新しい体験が加わる。死ぬまでに一度は泊まってみたいけれど、海外の報道によると宿泊は4泊20万ドル(約2300万円)。なかなか手が届きそうにない。


MURAKA03 完全なプライベート空間

Photo(C)Justin Nicholas



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