“自分が”料理できるようになっても覚えておきたい失敗例かも 小学生のころ「簡単なお菓子作り」で大変なことになった理由(1/2 ページ)
「まだ火の危険性をハッキリと自覚しておらず……」。
ねとらぼ読者から、お料理の(今考えると)ありえない失敗をしてしまった体験談を伺う企画「お料理初心者だったころのミス、教えてください」。今回は「小学生時代、べっこうあめを作っていたところ……」というお話。お菓子作りに限らず、火の扱い方を覚えてないとそうなるのかあ。
「母親から『買い物行くよ〜』と言われて……」
小学生時代、べっこうあめ作りが女子のあいだでなぜか流行。友人からもらって食べたときに「うまい!」と思い、作り方を聞いて自分の家で作ることにしました。
作り方は簡単。鍋に適宜、水と砂糖を加え、色がつきトロッとなるまでトコトン煮る。それをアルミホイルに小さく丸めるように垂らして、冷やして固める、というものです。
しかし、そのころの私はまだ火の危険性をハッキリと自覚しておらず、作っている最中に母親から「買い物行くよ〜」と言われて、雪平鍋を火にかけたまま出掛けてしまい……。
買い物から帰ってきて、台所で煙を上げてる鍋を見て、凍りつきました。とろ火だったことが幸いしたのか火事にはなりませんでしたが、鍋の持ち手の部分も焦げていて……。
―― 「レシピが難しくてうまく作れない」より怖い失敗ですね。その後、ご家族には怒られましたか?
私だけ先に自動車を降りて一足早く家の中に入って、コンロの火を止めたり鍋に水をかけて冷ましたりしていたのですが、その後、鍋を隠したのか、「知らない」を突き通したのか……取りあえず怒られた記憶はありません(何というやつ)。
しかし、「火はとても恐ろしいもの」ということを痛感させられる出来事でした。
現在、私は30代。小学生になる手前の娘がいまして、料理をしていると「手伝いたい」と言ってきます。これから先、きっとバレンタインなどの行事でも「自分で作りたい」という気持ちが出てくるかと思います。
安心できるのはまだまだ先なので「1人だとケガしちゃったりして危ないからママと一緒(のとき)に作ろうか」など、火事、ケガなどにはとにかく「一緒に作る」ことで気を付けたいと思っています。
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