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「アラフォー女子が10年ぶりに恋をした」 恋のときめきを取り戻すエッセイ漫画が甘酸っぱくて身悶えする(1/3 ページ)

初めて恋をしたときのことを思い出す……。

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 手痛い失恋をしてから10年、久しぶりに好きな人ができた漫画家のエッセイ漫画「アラフォー女子が10年ぶりに恋をした」が好評です。


こじらせて恋愛の仕方を忘れていたけれど……

 漫画家のかとひとさん(@33_hitoWebサイト)は約10年前に大失恋を経験。立ち直るまで2年を要しました。傷も癒えて仕事や趣味を楽しむようになった頃、恋愛しようという気分になって合コンなどに参加するのですが、ときめく気持ちが思い出せなかったといいます。

 傷つきたくなくて踏み込めず、若いころのように容易には恋に落ちられなくなっていたのです。その後も婚活イベントなどに参加しますが、恋愛の仕方を忘れてうまくいかず……「もう純粋に誰かを好きになるのは無理だ」と思っていた矢先、知り合いにプロ野球の試合観戦に誘われます。初観戦のかとひとさんに親切に教えてくれたのは知り合いの野球仲間のSさん。

 Sさんに最初から好印象を持っていたかとひとさんですが、2回目に会ったときに決め手となる出来事が。観戦後の打ち上げで盛り上がり、好きになりそうな気配になったところへ、Sさんが知人の相談に素晴らしい返しをする姿を目にします。ドッドッドッドッと心が躍り「この人のこと好きになってる」と自覚したのです。


会って2回目で好きになってた

 Sさんは自分のタイプとは違う相手。まだどんな性格なのか、何をしている人なのかも分かりません。それでもときめいた自分に「私ちゃんと人間だったんだ」と安堵するかとひとさん。また純粋に人を好きになれた気持ちを大事にしたいと思うかとひとさんですが、一方で「恋愛で野球仲間の間に問題を起こしたくない」という気持ちから、気付かれないよう“隠密の恋”にすることを心に決めるのでした――。


仲間内をかき乱すのが嫌で“隠密の恋”に

 好きな人からメッセージをもらって浮かれたり、ちょっと変なファッションでもかわいく見えたり、かとひとさんが描く恋のウキウキは、読んでいるほうも初めて恋をしたころを思い出してくすぐったい気持ちになります。恋は楽しいことばかりでなく、解釈に迷うLINEの返事に「何かやらかしたか」と悩み、返事をためらう場面は、共感することしきり。


ちょっとした返事も解釈に悩む、恋愛あるある……!

 甘酸っぱい記憶を呼び起こす漫画にときめきを感じた人も多いようで、読者からは「恋っていいなー!と思わせてくれる素敵な作品」「夫を好きになった時のあの感じ思い出した…」といった反応が寄せられています。

 かとひとさんはSさんと交際9カ月でゴールイン。その後のお話も公開予定とのことで、そちらも楽しみです。

作品提供:かとひとさん(@33_hitoWebサイト

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