お笑いコンビ「デンジャラス」のノッチさんが6月1日、自身のYouTubeチャンネル「ノッチちゃんねる」を更新。愛車「ベスパ」をウキウキにメンテナンスする様子を披露しました。
バイク好きで知られるノッチさん。ビンテージな「ホンダ・エルシノアMT250」(関連記事)、渋い「ハーレーダビッドソン・ストリート750 XG750」など複数台のバイクを所有し、バイクライフを楽しんでいます。
今回は探偵物語の「工藤俊作」に憧れて手に入れた愛車「ベスパ(GTS350)」のグリップ交換を自宅ガレージで敢行。撮影は奥様の佐藤友美さん。撮影開始早々「あなたは段取りが悪い!」などとガンガン容赦なく突っ込まれながらもふたりで楽しく作業を進めます。
ベスパのグリップは約10年の経年劣化でイヤーな感じのネチャネチャ具合に。交換するグリップは、ベスパのためにイタリアから取り寄せたというメイドインイタリーのこだわりモノなようです。
友美さんに「そんなの(自分で)交換できるんですか」と聞かれ「イエス アイ キャン」と自信満々のノッチさん。「失敗の匂いしかしない」と友美さんにイジられながらも作業を進めていきます。
グリップエンドの六角ボルトが固着して回らず大苦戦。そこでノッチ流裏技(?)、プラスチックハンマーでバインバインとレンチをたたいて回して無事解決です。
裏技でも何でもなく、ちょっと手つきや使っている工具(六角レンチ)は怪しいですが……、解決方法を知っているということで、普段日常でバイクいじりしていることは伺えます。
ちなみに使ったプラハンは、元WBC世界バンタム級王者の山中慎介さんにあやかり「山中チャンピオン」と命名していました。なぜ……?
古いグリップをカッターで裂いて取り外し、バーに残った接着剤をパーツクリーナーで洗い落とし、いよいよ新品グリップの装着行程へ移ります。
そこで取り出したのが、バイク/オートモーティブ用ではなく「ゴルフ用」のグリップ交換ケミカル。これをグリップの内側に塗っていざ実行、「これは入れるときはスルッと、時間がたてば乾くんです」「見て! スーと入っていく!」とゴキゲンです。
そうそう、バイクのグリップはハンドルバーの径ぴったりに作られたゴム製のグリップ本体をギュッとはめ込んで装着します。何も対策していないと大抵はキツキツ、キッチキチでうまく入らず苦労します。
なるほどー、よくあるのはブレーキクリーナーなどを使う方法ですが、ゴルフクラブのグリップも同じような装着スタイルですからね。これは知っておくと意外によさそうなノッチ流裏技です。
最後はプラハン“山中チャンピオン”でたたいて位置を調整し、無事グリップ交換完了。初めての作業とは思えない手際の良さでした。
「やった! できた!」と喜ぶノッチさんに「アナタの技術じゃない。今日は山中チャンピオン」とやっぱりツッコミを入れる友美さん。仲いいな。
「参考にしてください」と一言。キレイになった愛車のエンジンをかけて笑顔でメンテンナス終了です。
ファンからは「グリップ交換初チャレンジおめでとうございます」「ホント、最高〜の夫婦ですなぁ〜」「ベスパ欲しくなりました」などのコメントが多く寄せられていました。
(カナブンさん)
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