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「12時の方向に○○!」戦争映画でよく聞くせりふ、視覚障害者にも便利って知ってた? 「クロックポジション」を紹介する漫画がためになる(1/2 ページ)
作者は漫画家でコメディアンの中山少年さん。
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レストランで聞いた「ピザは12時」「サラダは3時」「チョリソーは10時です」という不思議な声。いったい何を伝えているのでしょうか。時計になぞらえて位置を示す方法「クロックポジション」について、漫画家でコメディアンの中山少年(nakayama_syonen)さんが漫画化し、投稿しています。
店員さんが話しかけていたのは目の不自由なお客さんでした。「12時」「3時」「10時」は料理の出来上がり時間ではなくテーブルに置かれた料理の位置。時計の文字盤になぞらえて伝えていたのです。
これは「クロックポジション」という伝え方。戦争映画やアニメでも「○時の方向に敵だ!」なんてセリフをよく聞きますよね。とはいえ日常生活で使った経験がある人は多くないのではないでしょうか。
中山少年さんは、少しでも助かる人が増えればと考え、レストランでの出来事を漫画化。目が不自由な人を見かけた際に役立つかもしれません。もちろん、不要な手助けになる場合もあるため、「クロックポジションで案内してもいいか」と一言たずねることを勧めています。
漫画には「勉強になった」「見習いたい」といったコメントが多数寄せられました。障害のある家族がいる人も反応しています。
中山少年さんは、人と人とのあたたかなコミュニケーションや思いやりなどが感じられるエピソードを優しいタッチの漫画で描いています。
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