玉手箱を開けてしまったその後を描いた漫画「真・浦島太郎伝説」が、パロディーの粋を超えた超絶展開で人気となっています。乙姫と浦島、さまざまな感情入り交じる愛憎劇の末にたどり着いた結末とは……。
話の最初は昔話風の絵柄で描かれた普通の「浦島太郎」(ところどころ独特な表現あり)ですが、玉手箱を開けて老人化してしまったところから画風が超絶画力に一転。理不尽な目に合わされた怒りに、浦島は乙姫の名を叫びます。ここまでプロローグだけで19ページ。
一方龍宮城では、これまたセクシーダイナマイツな画風に姿を変えた乙姫が、玉手箱を開けてしまった浦島について「愚か」とバッサリ。退屈になってきたので、また人間を連れてくるよう亀に命じていました。
しかしその瞬間、竜宮城に侵入者が。城内の守衛(魚介類)たちを吹き飛ばし入ってきたのは、とてつもないバキバキボディーに生まれ変わった浦島でした。龍宮城では数日しか経過経過していませんが地上では3年の月日が流れており、復讐のため鍛え上げてきたのです。
先鋒(せんぽう)として襲い掛かってきた亀を蹴散らし、乙姫との決戦に挑む浦島。触れたものを切り刻む羽衣を自在に操り攻撃を仕掛ける乙姫ですが、浦島はその肉体のみで全てをいなします。
ついには羽衣を吹き飛ばし、もはや乙姫に攻撃手段は残っていません。もはや勝敗は決し、乙姫に一歩ずつズンズンと近づいていく浦島。
果たして、その手にかけてしまうのか。そして、再度地上に帰った浦島を待っていたものは。もはやこれが浦島太郎の本当のエンディングということで良いんじゃないかという気になるその結末は、ぜひ漫画を読んで確認してみてください。
この漫画を公開したのは、eelさん(@iryu1001)。1年ほど前に公開した漫画の再掲とのことです。現在はTwitterで「真 MoMo太郎伝説」を連載中。
作品提供:eelさん(@iryu1001)
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飛行能力は強い。