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答え
外郎:ういろう
むかーしむかし、中国で元という王朝が滅んだとき、陳というお役人さんが日本に亡命してきたそうな。中国で「礼部員外郎」という官職に就いていたことから、日本ではその一部を使って「外郎」(ういろう)と名乗ったそうな。こうして始まった外郎家は代々「透頂香」(とうちんこう)というお薬を作っていて、その通称が「ういろう」。そして、同家が作ったお菓子の呼び名もやっぱり「ういろう」。以上、名古屋名物として有名なようかんみたいなアレの名前、人名が由来らしいよ、というお話。ついでに言うと、実は愛知県ローカルのお菓子ではなくて、他の都道府県でも作られているらしいよ。
【前回の問題】「豌豆豆」の読み方は?
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