1998年に任天堂から発売された「ポケットピカチュウ」を実物大で再現したクッキーがすごいと話題です。見た瞬間に思い出が蘇るくらいの再現度の高さ……!
作者はお菓子クリエイターの「まんなたぬき」さん(@maaco414)。自身のTwitterとYouTubeで制作過程を公開しています。
ピカチュウと一緒に歩いたり、プレゼントをあげて仲良くなったり、ゲームができたり。当時人気を呼んだ歩数計機能のある小型ゲーム機・ポケットピカチュウを、砂糖や卵白を着色してデコレーションした「アイシングクッキー」で再現しています。
最初は、穴が開いたクッキーに黒と黄色のアイシングで縁取りをして、それから流し込むように色を付けていきます。ボタンの色合いや、思わず押したくなる凸の表現も見事で、きれいに出来上がっていくのが見ていて気持ち良いです。
そして開いた穴の部分には、あめを流し込むことで液晶画面を再現。うっすら色が付いているのもそれっぽいです。さらにその上から細くアイシングを絞って、ピカチュウや歩数といったアイコンを描いて表示させたら完成です。手に持った見た目が本物そっくり!
ちなみに液晶下に描いた文字「ポケット(POCKET PIKACHU)」の「E」を忘れてしまったことを後で気付いたそうですが、それもまた手作りクッキーの醍醐味(だいごみ)を感じてほっこりします。また動画の最後にある、ポケットピカチュウを手で振るという“あるある”にもニヤリとします。ひたすらに懐かしい……。
Twitterではその技術に「すげえ!」「ずっと見ていられる」と称賛する声が寄せられたほか、「懐かしすぎるぅ!」と当時を思い出す声から「うちの子はまだまだ現役です」との声もみられ、多くの人を笑顔にしています。
まんなたぬきさんは、以前にも「たまごっち」の実物大アイシングクッキーや「カービィ」のメレンゲクッキーが話題に。見ているだけで楽しくなるさまざまな作品を作っており、YouTubeチャンネル「まんなたぬきManna-Tanuki」では長めのメイキング動画も公開しています。
画像提供:まんなたぬき(@maaco414)さん
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