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参拝客が来なくなってしまった小さなお狐様の漫画が、かわいいのに少し物悲しさを感じさせます。ギュッとして慰めたい……。
山の中の小さな神社で、狐はずっと参拝者がくるのを待っていました。「姉さま、今日も誰もきませんでした……」落ち込む小さな狐に姉の狐は、今はたまたま人間たちの願いがないのだと言って慰めます。しかしもう500年も人に会っておらず、自分が弱い神さまだからと、さらに落ち込んでしまいました。
昔は子どもたちが遊びに来て、大人たちはうれしいことも大変なことも、何かがあると会いに来てくれました。人間が大好きな狐は、街に行って直接人間に会いに行こうと決めました。そして翌日、狐はすみかの神社から離れて街に出ると、そこで目にしたのは、狐がまったく想像していなかった世界でした。
自分の力不足のせいで人間が来ないのかと思っていたら、まったく違う世界が広がっていたのを目撃した小さなお稲荷様。今後どのように生きていくのか、姉狐が小さな狐を思いやる言葉に、人間としてはいろいろと考えてしまいます。
作者はTwitterにイラストや漫画を投稿しているhorieri(@hrer_79)さん。今回紹介した短編漫画「神さまはおしまい」はpixivとTwitterに投稿された他、ふゅーじょんぷろだくと発刊の漫画誌「コミックBe vol.97」にも掲載されています。
作品提供:horieri(@hrer_79)さん
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危ないところだった。