「宮迫博之(雨上がり決死隊)さんのおかげで弟からお菓子を守れた」という、幼少期の思い出漫画がシュールでおかしいです。言ってることはよく分からないけれど、きばつな絵柄の勢いと“圧”でなんとなく受け入れてしまう。
作者のむめい(@mumei10101/Instagram)さんは子ども時代、お菓子を食べているとすぐねだってくる弟に手を焼いていました。「ダメ」と断るとすぐ泣かれ、いつも最終的にはお母さんに「お菓子の1個ぐらいあげなさい」と怒られてしまいます。
ここまでは上の子が割を食う“姉弟あるある”ですが、むめいさんが「弟を泣かせずお菓子を守る方法」を考え始めたところで、話の雲行きはおかしなことに。ふとテレビから流れてきた宮迫さんのギャグ「宮迫です」が、妙案(?)をもたらします。
どういう経路でその思考に至ったのか、お菓子を“ミヤサコ”と呼ぶアイデアが誕生。むめいさんは書いてあるはずもない「ミヤサコのお菓子は小学生にしか食べられない」ルールを吹き込み、未就学児の弟を強引に納得させました。ゴリ押しするほうも受け入れるほうもおかしいですが、子ども同士のやり取りって、理屈じゃなかったりしますしね……。
以来、むめいさんはあらゆるお菓子をミヤサコだと言い張って弟のおねだりをブロック。平穏な日々を手にしますが、それも長続きはしませんでした。「ママのお菓子はミヤサコのお菓子?」と聞かれたお母さんにより、「ミヤサコはテレビに出てる人のことやよ?」と、弟に真実が伝えられたのです。
だまされていたと知って弟は大激怒。メガトンパンチを食らってむめいさんは泣かされる羽目になるのでした。
漫画は「“ミヤサコのお菓子”の発想が面白すぎる」「勢いがすごくて元気出る」「この狂ってる感じ夜勤明けにしみる」と好評。「『ビッグカツは辛いから小学生にならないと食べられない』と吹き込まれた」など、似た思い出も寄せられています。
作品提供:むめい(@mumei10101/Instagram)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「子持ちの専業主婦ってなんでそんな忙しいの?」を説明した漫画にママたちから「わかる」と共感の嵐
トイレに行きたい時に行けないことも。 - 「その力はもう封印しておいてね」 生意気な生徒も言うことを聞きたくなる先生の神対応が見事
先生のさじ加減がいい塩梅。 - 下着泥棒? と思って防犯カメラを見てみたら―― 体験漫画「フォロワーさんのゾッとしたお話」が本当にゾッとする
狙われていた本人が全く気付いていなかったというのがまた恐ろしい。 - 「かたらせて」「なおして」はどういう意味だと思います? 標準語を使う人が誤解しやすい博多弁の紹介漫画に反響
普通に通じそうな表現なのになあ……。 - 無名アイドル支えるファンの正体は“パパ” 夢を追いかける少女と匿名ファン(父)の漫画が尊い
アイドルオタ中村さんの言葉が胸を打つ。